2006年11月
2006年11月16日
◆三角合併とは?《木曜・ベンチャーなど.43号》/315日目
木曜日はベンチャーをこれからする人、今起業中の方へのちょっとでも役立つ情報を。
という事で自分の経験や勉強した事などをまとめていますが(ほぼ自分の備忘録という噂もありますが…。)
最近知った言葉は「三角合併」
「三角月餅」と似てますが、そんなに甘いモノじゃない事が発覚。
先日新日鉄が3000億円の資金調達を新株発行権によって実現した事を、いまいちハニャ?と思っていまして、なんであんな大きな会社が今更3千億も何に使うんだろう…。とフト考える訳ですよ。しかも新株発行権(簡単に言えば、将来株に変える事ができる権利)ですから余計???な訳でして。
でもよく調べるとその株の引き受け先は全て銀行でして、フムフムなるほど。M&Aで買収されそうになると、速攻で銀行がその権利を行使して株に変えて、一挙にシェア15%を積むという計画な訳です。
ようは、買収対策な訳ですね。
新日鉄みたいな大きな会社を誰が買うんじゃーと思うわけですが、世界は広く海外にはたくさんそうした会社がある訳です。今回のケースは、対ミタル・スチールです。
ミタル・スチールという会社は世界最大の鉄鋼企業でして新日鉄の3倍ぐらいの規模があるそうです。
しかも面白いのは、、、、
この会社。ほぼベンチャーからスタートしてるんですよ。。。世界最大の鉄鋼企業ですよ!!1989年にインドのラクシュミ・ミタル氏が創業して、あれよこれよという間に買収を仕掛けていまや世界一に。。。
ついでに業界第二位のアクセロール社を買収して、世間をアっと言わせた訳です。
しかもタチが悪いのは何せそういうオーナーが自分でコツコツ作った会社なもんで、株はほとんど家族が所有。株が市場に流動していませんでして敵対的買収をこっちは受けない。一方でアクセルロールや新日鉄は普通に株が市場に出回っていて、不利ですよね。。。
ベンチャーで鉄鋼企業とか作れちゃうんですね。世の中何でもやろうと思えばできるといいますか・・・かなり感動です。まだ創業20年経ってないですからね…。マイクロソフトに及ぶ勢いです。
で、話が長くなりましたが、三角合併とは簡単に言えばこうした外資企業が日本の企業を買収しやすくなる制度。だと言えます。
日本国内だけOKでしたが、安部総理の方針で−2007年から外資系もOKになってしまいます。(安部さん、、、あなたはいったい何を仕出かそうとしてるのか・・・。)これに経団連は大反対。
三角合併とは、A社(たとえば外資系企業)がB社を買収する時に、A’というバーチャルでもいいのですが適当に子会社を作って、A’社がB社を買収する風にする訳です。
でもA'社からB社に株も現金も行かずに、親会社のA社の株を買収先のB社の株主に手渡す訳です。
(↓図でみるととっても三角です。)
A
(子会社化) ↓ ↑ (実質Aに吸収)
A’→ B
(Aの株式)
別にどっちからでもいいじゃない?−な〜んて思う訳ですがAの株は外国の株だったりする訳でBの元株主からしたら売りにくくてたまらない。よってもって外資は×よ。
という事だったのですが、阿部さんが海外からの直接投資比率を増やしたくて突然解禁に。。。
日本企業は戦々恐々とし始めている訳です。
よって新日鉄は銀行を巻き込んでシェアを確保すると同時に、神戸製鋼などの他の鉄鋼会社とも組んで防衛策に走っている訳です。きっと他の企業もドンドンこの方向性に走ることと思われて、今後のM&A関連のネタには目を離せません。。。
なぜか興奮気味に書き進んでしまいましたが、まぁ合併も結婚も愛称が大切です。無理やり一緒になってもいい事はないでしょう。天王洲のお近くのHPもコンパックを買収して、その後なんだかずっと停滞していましたし。特に外資系の場合は、文化とか性格の統合が難しいでしょうし…。
しかしもっと驚きな合併は、陣内智則かな。藤原紀香と結婚…。お笑い界による女優様のM&Aです。やっぱり神戸育ち同士で性格が合うのかなぁ・・・?
にしても、陣内すごい。
僕らが神戸に住んでいた時にはまっていた「お笑いカウントダウン」の時に(10年前)、既に陣内は天才でしたが。僕はジャリズムのファンでした(どこ行った?)
そんなことをふと思っていると先日某総研のだんな様をM&Aされまして、幸せ新婚オーラをまとった、元ソニー時代同僚のユリちゃんが会社にフラリと遊びにいらっしゃいました。クッキーとチョコをいただきました。という事で僕の今日の夕食はクッキーに決定。。
(クッキー頂きました。ありがとうございました。)

◇起業家ブログ(昨日1位復活だ!↑)◇社長ブログランキング(昨日75位↑)
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◆東洋経済コラムはこちら「ソニーチルドレン、上場への道」
という事で自分の経験や勉強した事などをまとめていますが(ほぼ自分の備忘録という噂もありますが…。)
最近知った言葉は「三角合併」
「三角月餅」と似てますが、そんなに甘いモノじゃない事が発覚。
先日新日鉄が3000億円の資金調達を新株発行権によって実現した事を、いまいちハニャ?と思っていまして、なんであんな大きな会社が今更3千億も何に使うんだろう…。とフト考える訳ですよ。しかも新株発行権(簡単に言えば、将来株に変える事ができる権利)ですから余計???な訳でして。
でもよく調べるとその株の引き受け先は全て銀行でして、フムフムなるほど。M&Aで買収されそうになると、速攻で銀行がその権利を行使して株に変えて、一挙にシェア15%を積むという計画な訳です。
ようは、買収対策な訳ですね。
新日鉄みたいな大きな会社を誰が買うんじゃーと思うわけですが、世界は広く海外にはたくさんそうした会社がある訳です。今回のケースは、対ミタル・スチールです。
ミタル・スチールという会社は世界最大の鉄鋼企業でして新日鉄の3倍ぐらいの規模があるそうです。
しかも面白いのは、、、、
この会社。ほぼベンチャーからスタートしてるんですよ。。。世界最大の鉄鋼企業ですよ!!1989年にインドのラクシュミ・ミタル氏が創業して、あれよこれよという間に買収を仕掛けていまや世界一に。。。
ついでに業界第二位のアクセロール社を買収して、世間をアっと言わせた訳です。
しかもタチが悪いのは何せそういうオーナーが自分でコツコツ作った会社なもんで、株はほとんど家族が所有。株が市場に流動していませんでして敵対的買収をこっちは受けない。一方でアクセルロールや新日鉄は普通に株が市場に出回っていて、不利ですよね。。。
ベンチャーで鉄鋼企業とか作れちゃうんですね。世の中何でもやろうと思えばできるといいますか・・・かなり感動です。まだ創業20年経ってないですからね…。マイクロソフトに及ぶ勢いです。
で、話が長くなりましたが、三角合併とは簡単に言えばこうした外資企業が日本の企業を買収しやすくなる制度。だと言えます。
日本国内だけOKでしたが、安部総理の方針で−2007年から外資系もOKになってしまいます。(安部さん、、、あなたはいったい何を仕出かそうとしてるのか・・・。)これに経団連は大反対。
三角合併とは、A社(たとえば外資系企業)がB社を買収する時に、A’というバーチャルでもいいのですが適当に子会社を作って、A’社がB社を買収する風にする訳です。
でもA'社からB社に株も現金も行かずに、親会社のA社の株を買収先のB社の株主に手渡す訳です。
(↓図でみるととっても三角です。)
A
(子会社化) ↓ ↑ (実質Aに吸収)
A’→ B
(Aの株式)
別にどっちからでもいいじゃない?−な〜んて思う訳ですがAの株は外国の株だったりする訳でBの元株主からしたら売りにくくてたまらない。よってもって外資は×よ。
という事だったのですが、阿部さんが海外からの直接投資比率を増やしたくて突然解禁に。。。
日本企業は戦々恐々とし始めている訳です。
よって新日鉄は銀行を巻き込んでシェアを確保すると同時に、神戸製鋼などの他の鉄鋼会社とも組んで防衛策に走っている訳です。きっと他の企業もドンドンこの方向性に走ることと思われて、今後のM&A関連のネタには目を離せません。。。
なぜか興奮気味に書き進んでしまいましたが、まぁ合併も結婚も愛称が大切です。無理やり一緒になってもいい事はないでしょう。天王洲のお近くのHPもコンパックを買収して、その後なんだかずっと停滞していましたし。特に外資系の場合は、文化とか性格の統合が難しいでしょうし…。
しかしもっと驚きな合併は、陣内智則かな。藤原紀香と結婚…。お笑い界による女優様のM&Aです。やっぱり神戸育ち同士で性格が合うのかなぁ・・・?
にしても、陣内すごい。
僕らが神戸に住んでいた時にはまっていた「お笑いカウントダウン」の時に(10年前)、既に陣内は天才でしたが。僕はジャリズムのファンでした(どこ行った?)
そんなことをふと思っていると先日某総研のだんな様をM&Aされまして、幸せ新婚オーラをまとった、元ソニー時代同僚のユリちゃんが会社にフラリと遊びにいらっしゃいました。クッキーとチョコをいただきました。という事で僕の今日の夕食はクッキーに決定。。
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2006年11月15日
◆通勤の間に《水曜・オフィスレター.43号》/314日目
通勤や外出時の電車の時間をどう使うか?
という事は毎日の事なので結構大きい問題でして、僕の場合8割方本を読んでいます。(後は新聞読んでるか寝てるか)
昔ソニー時代に外出していて、同僚の女性と一緒に外出だったのですが、電車に乗り次第、そそくさと本を読み出して相当怒られた事あります。なかなかマナーとは難しいものでして・・・。
ちなみに読み出すと止まらなくて、電車降りた後もエレベーターに乗ってもずっと歩きながら本読んでます。二宮金次郎ばりです。
(オッス!)
・・・で、結構速読人でして、昨日・今日読んだ本が「二十八光年の希望(辻仁成さん)」です。
人に紹介してもらって読んだのですが、読み出したら止まらなくなりまして…一言。
かなり面白いです。心震えました。溜息の出るような、本当に素敵な一冊です。
2006年度目標「100冊読みます」2

二十八光年の希望
何だかあらすじを書く事自体がこの本に対する冒涜なような気もして、敢えてこの場では失礼させて頂きますが、
「生とはこんなにも熾烈で尊いものなのか。」という事をとにかく深く知り、その生を全うしようと生きる人達の姿はこれほどまでに強く美しいものなのか。"という事を感じぜる終えません。
純粋な感動と共に、別の観点でも大きな影響を受けました。それはこの本がプロフェッショナルとして道を究めていく生き方への強烈な憧れを感じる一冊でして、分野は異なれど私も主人公と同じく、プライドをもって真摯に自分の道を究めて生きたいと、再確認させれられたからです。
少しこの本の末尾にある松本百合子さんの解説が名言だと思い引用させて頂きますと…
辻さんは絶望を描きつつも、その向こう側にある希望の光をしっかりと私達に見せてくれている。そして、闇が深ければ深いほど、そこに差し込む光、命の輝きがまばゆいことも。
作り手の愛が感じられる美味しい料理を食べるのと同じよう、希望の光を見せてくれる優れた作品を読む行為もまた、生命を豊かに育む大切な行為に思える。
正にこの一冊は名作で、そうした本に触れる機会が今は電車の中だけとすれば、本当にその数分が僕にとって今貴重な時間なのかもしれません。
皆さんは電車の中でどんな風に過ごされていますか?
ちなみ昔調べたデータによりますと、人の電車の中の行為ベスト1は男性・女性ともに「寝る」が多数派を占めるそうでして、疲労大国・日本!という感じです(涙)
その後、「携帯でのゲーム」「携帯でのメール」等の携帯電話関連が順位として来るそうです。
本を読む、新聞を読むという行為はもはやマイノリティらしく、僕のように本を読んだり、朝と言えば新聞を電車で読む!という行為はどんどん古めかしい行動になってきている時代なのかもしれません。
という事でバタバタとあまりオフィスにいない今週のオフィスレターでした。
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という事は毎日の事なので結構大きい問題でして、僕の場合8割方本を読んでいます。(後は新聞読んでるか寝てるか)
昔ソニー時代に外出していて、同僚の女性と一緒に外出だったのですが、電車に乗り次第、そそくさと本を読み出して相当怒られた事あります。なかなかマナーとは難しいものでして・・・。
ちなみに読み出すと止まらなくて、電車降りた後もエレベーターに乗ってもずっと歩きながら本読んでます。二宮金次郎ばりです。

・・・で、結構速読人でして、昨日・今日読んだ本が「二十八光年の希望(辻仁成さん)」です。
人に紹介してもらって読んだのですが、読み出したら止まらなくなりまして…一言。
かなり面白いです。心震えました。溜息の出るような、本当に素敵な一冊です。
2006年度目標「100冊読みます」2

二十八光年の希望
何だかあらすじを書く事自体がこの本に対する冒涜なような気もして、敢えてこの場では失礼させて頂きますが、
「生とはこんなにも熾烈で尊いものなのか。」という事をとにかく深く知り、その生を全うしようと生きる人達の姿はこれほどまでに強く美しいものなのか。"という事を感じぜる終えません。
純粋な感動と共に、別の観点でも大きな影響を受けました。それはこの本がプロフェッショナルとして道を究めていく生き方への強烈な憧れを感じる一冊でして、分野は異なれど私も主人公と同じく、プライドをもって真摯に自分の道を究めて生きたいと、再確認させれられたからです。
少しこの本の末尾にある松本百合子さんの解説が名言だと思い引用させて頂きますと…
辻さんは絶望を描きつつも、その向こう側にある希望の光をしっかりと私達に見せてくれている。そして、闇が深ければ深いほど、そこに差し込む光、命の輝きがまばゆいことも。
作り手の愛が感じられる美味しい料理を食べるのと同じよう、希望の光を見せてくれる優れた作品を読む行為もまた、生命を豊かに育む大切な行為に思える。
正にこの一冊は名作で、そうした本に触れる機会が今は電車の中だけとすれば、本当にその数分が僕にとって今貴重な時間なのかもしれません。
皆さんは電車の中でどんな風に過ごされていますか?
ちなみ昔調べたデータによりますと、人の電車の中の行為ベスト1は男性・女性ともに「寝る」が多数派を占めるそうでして、疲労大国・日本!という感じです(涙)
その後、「携帯でのゲーム」「携帯でのメール」等の携帯電話関連が順位として来るそうです。
本を読む、新聞を読むという行為はもはやマイノリティらしく、僕のように本を読んだり、朝と言えば新聞を電車で読む!という行為はどんどん古めかしい行動になってきている時代なのかもしれません。
という事でバタバタとあまりオフィスにいない今週のオフィスレターでした。
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2006年11月14日
◆今年最大規模のIPO《火曜・ニュースの視点.43号》/313日目
お。
ある方から教えてもらって、さっそく見ましたら
確かに
起業家ブログの今週お勧めブログが僕のブログになっています。おー。
運営者の方に御感謝。ますますしっかり書いて頑張ろうと励みになります。
(↓起業家ブログの、今週のお勧めになりました。)

さて、今日はやっぱり「あおぞら銀行の東証一部再上場」記事が新聞でも大きく取り上げられていますよね。調達資金3800億円の、今年一番のBIG IPOです。
あおぞら銀行は、日本債券信用銀行が経営破綻した後、ソフトバンクを中心とした投資グループに買収された日本最後の長期信用銀行です!(その後今年4月に普通銀行となります。)
長期信用銀行とはそもそも何かと言うと、大企業への長期貸付が可能な金融商品を取り扱えた銀行でして、日本の戦後における重工業の発展に役立ちました。
ただし、長期というのは当然リスクがある訳でして不動産関連への貸付が多く、バブルの時にドーンと揃って経営不振に陥るわけですね。はい。
と言う中で
エリート集団といわれた、日本興行銀行が富士銀行と第一勧銀と一緒にみずほフィナンシャルグループになり、普通銀行化したほか、日本長期信用銀行も外資が買収して、その後いまの新生銀行となる訳です。
ソフトバンクはその後SBI(ソフトバンクインベストメント)と一緒にネット銀行設立を進めますが、金融庁の反対で挫折。その後突如外資のサーベラスグループに売却して数百億円を獲得します。
こうしたバタバタ感があって今回の上場でもなかなか買いが付かずに苦労しているようです。再上場したのはすごいなと思う所ありますが。
国が相当再建に兆円クラスのお金を注ぎ込んで、結果外資系が利益を上げるというスキームに結果なってしまった事で非常に反感が強いのも大きな理由かもしれません。
ちなみに僕の中では「あおぞら銀行=頭取野崎修平」でして、監査役の時から大ファンです。
はい、何の話かって?
漫画ですよ。漫画。
あおぞら銀行の崩壊を監査役という視点で描ききった「監査役・野崎修平」、その後国有化された銀行を、再建する役割を頭取として描く「頭取・野崎修平」このシリーズは真面目に最高に面白い漫画です。
漫画

頭取野崎修平 (1)
監査役が主役?とか、銀行の再建って難しそうなテーマの漫画だな・・・と思われる方へ。
全くそんな事はなくとっても読みやすい漫画です。本当にお勧めの一冊。
◇起業家ブログ◇社長ブログランキング(昨日77位!↑ 目指せ50位…。)
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ある方から教えてもらって、さっそく見ましたら
確かに
起業家ブログの今週お勧めブログが僕のブログになっています。おー。
運営者の方に御感謝。ますますしっかり書いて頑張ろうと励みになります。
(↓起業家ブログの、今週のお勧めになりました。)

さて、今日はやっぱり「あおぞら銀行の東証一部再上場」記事が新聞でも大きく取り上げられていますよね。調達資金3800億円の、今年一番のBIG IPOです。
あおぞら銀行は、日本債券信用銀行が経営破綻した後、ソフトバンクを中心とした投資グループに買収された日本最後の長期信用銀行です!(その後今年4月に普通銀行となります。)
長期信用銀行とはそもそも何かと言うと、大企業への長期貸付が可能な金融商品を取り扱えた銀行でして、日本の戦後における重工業の発展に役立ちました。
ただし、長期というのは当然リスクがある訳でして不動産関連への貸付が多く、バブルの時にドーンと揃って経営不振に陥るわけですね。はい。
と言う中で
エリート集団といわれた、日本興行銀行が富士銀行と第一勧銀と一緒にみずほフィナンシャルグループになり、普通銀行化したほか、日本長期信用銀行も外資が買収して、その後いまの新生銀行となる訳です。
ソフトバンクはその後SBI(ソフトバンクインベストメント)と一緒にネット銀行設立を進めますが、金融庁の反対で挫折。その後突如外資のサーベラスグループに売却して数百億円を獲得します。
こうしたバタバタ感があって今回の上場でもなかなか買いが付かずに苦労しているようです。再上場したのはすごいなと思う所ありますが。
国が相当再建に兆円クラスのお金を注ぎ込んで、結果外資系が利益を上げるというスキームに結果なってしまった事で非常に反感が強いのも大きな理由かもしれません。
ちなみに僕の中では「あおぞら銀行=頭取野崎修平」でして、監査役の時から大ファンです。
はい、何の話かって?
漫画ですよ。漫画。
あおぞら銀行の崩壊を監査役という視点で描ききった「監査役・野崎修平」、その後国有化された銀行を、再建する役割を頭取として描く「頭取・野崎修平」このシリーズは真面目に最高に面白い漫画です。
漫画

頭取野崎修平 (1)
監査役が主役?とか、銀行の再建って難しそうなテーマの漫画だな・・・と思われる方へ。
全くそんな事はなくとっても読みやすい漫画です。本当にお勧めの一冊。
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2006年11月13日
◆こつこつ一歩づつ《月曜・今週の目標.43号》/312日目
月曜日は、コネクティもしくは私のコミットメント目標の発表ですが、今週は開発が立て込んでいまして量も多いので、一つ一つこなしていくだけかなと。はい。
昨日また、いまいちちゃんと寝れなかったので、今日は若干バテ気味です。富田さんも今日は体調不良でお休み。風邪が流行っているんでしょうかね?
と言う事で、今週は出来るだけ睡眠をしっかり取って体力回復に努める事に努めていきたいと思います。
「月曜・今週の目標」
◇起業家ブログ◇BlogRanking
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昨日また、いまいちちゃんと寝れなかったので、今日は若干バテ気味です。富田さんも今日は体調不良でお休み。風邪が流行っているんでしょうかね?
と言う事で、今週は出来るだけ睡眠をしっかり取って体力回復に努める事に努めていきたいと思います。
「月曜・今週の目標」
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2006年11月12日
◆本100冊プロジェクト《日曜・プライベート.42号》/311日目
今日は午後から会社で仕事です。昨日久しぶりにゆっくり寝れたので快調です。
起業家ブログが先週末1位だったのですが、平日順位が落ち込み、今日見たらまた3位まで戻って来てました!。パチパチまた1位に返り咲けるでしょうか・・・。ドキドキ。
社長BlogRankingの方は先週始めて登録してみたら500位ぐらいで全然駄目だったのですが、今週98位まで急上昇で来ました。よし目指せ50位圏内!
と、ちょっと息抜きぐらいの気持ちでランキングを毎日上がったとか下がったとか見て喜んだりしていますが、これはこれで結構楽しいものですね。社長Blogの方で万が一10位以内とかに入ったら、周りの方々に焼肉でもご馳走してしまおうかな…。なんてまた勝手プロジェクトを始めたりして。
プロジェクトと言うと、100冊/1年プロジェクトですが、・・・・はい。だんだん有言不実行確率75%ぐらいまでこちらも急上昇でして…かなり実現厳しくなってきました。しかし最後まで諦めず頑張って読み続けたいと思います。
という事で2冊追加。(僕の100冊プロジェクトを順番に追っかけてくれている方が先日いらっしゃいまして、その通りに1冊1冊購入されているそうです。ありがとうございます。でも更新が遅いと怒られました。頑張って読みたいと思います。)
2006年度目標「100冊読みます」2


一つは「東京ディズニーランドをつくった男たち」で、もう1つは東野圭吾さんの「手紙」を読みました。
手紙は電車の中で結構簡単に読めたのですが、ディズニーランドの話は内容がかなり濃くて頭に入れながら読んでましたのでかなり時間掛かってしまいました。でもかなりダイナミックな話でして、非常に面白いです。
ディズニーランドを誘致しようと、当時の京成電鉄・川崎千春さんが企画されてそこから23年もかかってようやく夢が実現する訳でして、改めて"夢の持つ力"のすごさに圧倒されてしまいます。
まして当初はまだ漁業が行われていた湾岸を埋め立てて、土地を作る所からスタートする訳でして、それに10年かかっている訳です。その買収劇がすさまじく当時京成はこの買収の為にオリエンタルランドを作ったと言っても過言ではありません。しかもオリエンタルランドは当時社員2名。そんな所からディズニーランドって始まっている訳ですよ・・・。(大きな無謀なプロジェクトを社内で抱えられている皆様。人数が少ないとか、無理難題が多いとか言ってられませんね…。その無謀な事を昔の偉人はやり遂げてきた訳ですから。とってもそう思うと勇気が沸いてきませんか? 気持ちさえあればやれない事等無いのだと。)
そしてアメリカのディズニーランドを誘致するのも非常にドラマが多く、当時はこのオリエンタルランドの他に読売ランドが誘致に参加しており、かつ読売ランドは三菱地所と組んで富士山麓にディズニーランドを作ろうとしていた訳です。対するオリエンタルランド(京成電鉄)+三井不動産連合。「浦安」という当時何にも無い所への誘致ですからかなり不利です。
しかし当時のプロジェクトメンバーはあの手、この手で本当に知恵を絞り、ディズニーのVIP達を圧倒させて、最後はコンペを勝ち取る訳です。特にリサーチをどこまで深く出来たか?という所が決め手に繋がる訳で、「ディズニーランドが自然を徹底的に廃した人工の楽園」である事を重視したオリエンタルランド側のプレゼンテーションは、富士山麓という自然を背景にした立地よりも、ディズニーのVIPの納得度を断然高めた訳です。(ディズニーは自然の厳しいアメリカ西部の町で暮らしてきた為、そうした自然の驚異を廃した理想郷としてディズニーランドを生み出した訳です。確かに富士山麓は美しい場所で、富士という日本のシンボルのお膝元で浦安よりも断然有利だったのですが、このディズニー側の思想からは外れてしまっている訳です。)
等仕事をする上での本当に本質論がたくさん記載されていて勉強になります。
「プロフェッショナルとは何か?」
という問いをずっと僕はコネクティを創立してから自問自答してきているのですが、コレに対して一つ「どんな苦難があっても"仕事をやり遂げる人だ"」という事を一つ学んだように思います。
「手紙」も読みかけで終わっていましたがようやく完読。重松清さんの「疾走」を読んだ方は是非その本との比較をして欲しい一冊です。両方とも犯罪者を持つ残された家族の苦難(そして両方とも兄が犯罪者で、弟が残された家族です。)がテーマとして扱われています。
まだ「疾走」を読まれてない方は先にそっちの方がいいかもしれません。圧倒的に「疾走」の方が暗いので…。その後「手紙」を読むと幾分か心が救われた気持ちになります。(疾走の私の感想文はこちら)
(「手紙」は今映画はもしかして上映中ですか?これからでしょうか?…どちらにせよ見に行く暇はございませんが…涙)
◇100冊プロジェクト 本棚1 本棚2
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起業家ブログが先週末1位だったのですが、平日順位が落ち込み、今日見たらまた3位まで戻って来てました!。パチパチまた1位に返り咲けるでしょうか・・・。ドキドキ。
社長BlogRankingの方は先週始めて登録してみたら500位ぐらいで全然駄目だったのですが、今週98位まで急上昇で来ました。よし目指せ50位圏内!
と、ちょっと息抜きぐらいの気持ちでランキングを毎日上がったとか下がったとか見て喜んだりしていますが、これはこれで結構楽しいものですね。社長Blogの方で万が一10位以内とかに入ったら、周りの方々に焼肉でもご馳走してしまおうかな…。なんてまた勝手プロジェクトを始めたりして。
プロジェクトと言うと、100冊/1年プロジェクトですが、・・・・はい。だんだん有言不実行確率75%ぐらいまでこちらも急上昇でして…かなり実現厳しくなってきました。しかし最後まで諦めず頑張って読み続けたいと思います。
という事で2冊追加。(僕の100冊プロジェクトを順番に追っかけてくれている方が先日いらっしゃいまして、その通りに1冊1冊購入されているそうです。ありがとうございます。でも更新が遅いと怒られました。頑張って読みたいと思います。)
2006年度目標「100冊読みます」2


一つは「東京ディズニーランドをつくった男たち」で、もう1つは東野圭吾さんの「手紙」を読みました。
手紙は電車の中で結構簡単に読めたのですが、ディズニーランドの話は内容がかなり濃くて頭に入れながら読んでましたのでかなり時間掛かってしまいました。でもかなりダイナミックな話でして、非常に面白いです。
ディズニーランドを誘致しようと、当時の京成電鉄・川崎千春さんが企画されてそこから23年もかかってようやく夢が実現する訳でして、改めて"夢の持つ力"のすごさに圧倒されてしまいます。
まして当初はまだ漁業が行われていた湾岸を埋め立てて、土地を作る所からスタートする訳でして、それに10年かかっている訳です。その買収劇がすさまじく当時京成はこの買収の為にオリエンタルランドを作ったと言っても過言ではありません。しかもオリエンタルランドは当時社員2名。そんな所からディズニーランドって始まっている訳ですよ・・・。(大きな無謀なプロジェクトを社内で抱えられている皆様。人数が少ないとか、無理難題が多いとか言ってられませんね…。その無謀な事を昔の偉人はやり遂げてきた訳ですから。とってもそう思うと勇気が沸いてきませんか? 気持ちさえあればやれない事等無いのだと。)
そしてアメリカのディズニーランドを誘致するのも非常にドラマが多く、当時はこのオリエンタルランドの他に読売ランドが誘致に参加しており、かつ読売ランドは三菱地所と組んで富士山麓にディズニーランドを作ろうとしていた訳です。対するオリエンタルランド(京成電鉄)+三井不動産連合。「浦安」という当時何にも無い所への誘致ですからかなり不利です。
しかし当時のプロジェクトメンバーはあの手、この手で本当に知恵を絞り、ディズニーのVIP達を圧倒させて、最後はコンペを勝ち取る訳です。特にリサーチをどこまで深く出来たか?という所が決め手に繋がる訳で、「ディズニーランドが自然を徹底的に廃した人工の楽園」である事を重視したオリエンタルランド側のプレゼンテーションは、富士山麓という自然を背景にした立地よりも、ディズニーのVIPの納得度を断然高めた訳です。(ディズニーは自然の厳しいアメリカ西部の町で暮らしてきた為、そうした自然の驚異を廃した理想郷としてディズニーランドを生み出した訳です。確かに富士山麓は美しい場所で、富士という日本のシンボルのお膝元で浦安よりも断然有利だったのですが、このディズニー側の思想からは外れてしまっている訳です。)
等仕事をする上での本当に本質論がたくさん記載されていて勉強になります。
「プロフェッショナルとは何か?」
という問いをずっと僕はコネクティを創立してから自問自答してきているのですが、コレに対して一つ「どんな苦難があっても"仕事をやり遂げる人だ"」という事を一つ学んだように思います。
「手紙」も読みかけで終わっていましたがようやく完読。重松清さんの「疾走」を読んだ方は是非その本との比較をして欲しい一冊です。両方とも犯罪者を持つ残された家族の苦難(そして両方とも兄が犯罪者で、弟が残された家族です。)がテーマとして扱われています。
まだ「疾走」を読まれてない方は先にそっちの方がいいかもしれません。圧倒的に「疾走」の方が暗いので…。その後「手紙」を読むと幾分か心が救われた気持ちになります。(疾走の私の感想文はこちら)
(「手紙」は今映画はもしかして上映中ですか?これからでしょうか?…どちらにせよ見に行く暇はございませんが…涙)
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2006年11月11日
◆PS3と結婚式の関係《土曜・最近気になること.42号》/310日目
今日はおめでたくも結婚Partyが2つございまして、共にソニーの同期の結婚式です。
何故重なったか・・・・
それは・・・
それは・・・
11月11日、今日はPS3の発売日だからだー!!!
・・・
なんて事はきっと当の本人は気に留めてないなかったでしょうが、奇しくもソニーにとって大切な記念の日に2人がそれぞれ結婚式を催された事を大変おめでたく感じる次第です。
という事で昨晩からほとんど寝ずに結婚会場の明治記念館にタクシーで朝向い、午前中は会場内で打合せ。午後の本番を待ち構えます。
という事でぞくぞくソニーの人事時代のお偉い様が集まっておられて久しぶりにご挨拶致しました。
会は粛々と進み、何故かずっと号泣の服部氏。こんなに泣いた結婚式も久しぶりです。それだけ自分達の仲間の門出は本当に自分の事のように嬉しいモノです。そして自分達のビデオも無事放映出来まして、やっとホっと一息という所です。何にせよ本当に改めておめでとうございます。
(素敵な結婚式でした。新婦がずっと笑顔だったのが印象的です)




その後、I氏、Y氏と共に車で明治記念館から大手町に移動。今インドに赴任している同じくソニー同期のT氏の結婚Partyに参加。これもソニーの人だらけで、いいPartyでした。ソニー同期のS氏は早朝からPS3の販売応援に行っていたそうで、即効で完売した。と喜んでいました。でもPartyの景品用のPS3は入手が出来なかったそうで、結局当たった人には後から入手次第送付。という事で、やはりPS3入手かなり困難風です。
(新居はインド。大変な事も多いだろうけど頑張って!)


秋葉原に行ってた人が言うに中国の方々が増員をかけて列に並んでいらっしゃたようでして、おぉグローバルに人気があるのね。と思ったら、違ってその後Yahooオークションで10万〜20万で転売されるらしいです。ニュースでもかなり問題になっているようでして、出荷台数が少ないという事が、そういった事にも影響しているみたいです。色々な意味で課題の多い、船出となったようです。
出荷台数10万台という事ですが、前機種のPS2が初日3日で98万台売れた実績からすると非常に寂しい数字。年末までに100万台と言っているが生産が間に合うのか?そして12月2日に控える任天堂のWiiの投入に耐えられるのか?ここからがソニー(SCE)の挑戦が始まったという感じです。
CELLやブルーレイ等の次世代技術の投入によって生産コストがかかり1台販売あたり3万5千円の赤字になるPS3。累計赤字は初年度1000億にも上ると言われる中で、黒字化という高いハードルをいつ越えられるか?今後のPS3の展開に目が離せません。
スーパーコンピュータ並の性能を持つPS3の成功はゲームだけではなく、様々なネットワークを介した分散コンピューティングへの可能性を如何に一般化された付加価値として提供できるか?という事に求められいると思う訳で、例えばFolding@home等のスーパーコンピュターを使った医学研究にもPS3は応用されるそうです。こうした特殊用途と、エンタテインメントの両面で、分散コンピューティングが各種利用ケースが増える事を期待しています。
PS3の発売と結婚式の関係。何にせよそれはオメデたいという事です。幸多かれし事を心から願っております。
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◆東洋経済コラムはこちら「ソニーチルドレン、上場への道」
何故重なったか・・・・
それは・・・
それは・・・
11月11日、今日はPS3の発売日だからだー!!!
・・・
なんて事はきっと当の本人は気に留めてないなかったでしょうが、奇しくもソニーにとって大切な記念の日に2人がそれぞれ結婚式を催された事を大変おめでたく感じる次第です。
という事で昨晩からほとんど寝ずに結婚会場の明治記念館にタクシーで朝向い、午前中は会場内で打合せ。午後の本番を待ち構えます。
という事でぞくぞくソニーの人事時代のお偉い様が集まっておられて久しぶりにご挨拶致しました。
会は粛々と進み、何故かずっと号泣の服部氏。こんなに泣いた結婚式も久しぶりです。それだけ自分達の仲間の門出は本当に自分の事のように嬉しいモノです。そして自分達のビデオも無事放映出来まして、やっとホっと一息という所です。何にせよ本当に改めておめでとうございます。
(素敵な結婚式でした。新婦がずっと笑顔だったのが印象的です)




その後、I氏、Y氏と共に車で明治記念館から大手町に移動。今インドに赴任している同じくソニー同期のT氏の結婚Partyに参加。これもソニーの人だらけで、いいPartyでした。ソニー同期のS氏は早朝からPS3の販売応援に行っていたそうで、即効で完売した。と喜んでいました。でもPartyの景品用のPS3は入手が出来なかったそうで、結局当たった人には後から入手次第送付。という事で、やはりPS3入手かなり困難風です。
(新居はインド。大変な事も多いだろうけど頑張って!)


秋葉原に行ってた人が言うに中国の方々が増員をかけて列に並んでいらっしゃたようでして、おぉグローバルに人気があるのね。と思ったら、違ってその後Yahooオークションで10万〜20万で転売されるらしいです。ニュースでもかなり問題になっているようでして、出荷台数が少ないという事が、そういった事にも影響しているみたいです。色々な意味で課題の多い、船出となったようです。
出荷台数10万台という事ですが、前機種のPS2が初日3日で98万台売れた実績からすると非常に寂しい数字。年末までに100万台と言っているが生産が間に合うのか?そして12月2日に控える任天堂のWiiの投入に耐えられるのか?ここからがソニー(SCE)の挑戦が始まったという感じです。
CELLやブルーレイ等の次世代技術の投入によって生産コストがかかり1台販売あたり3万5千円の赤字になるPS3。累計赤字は初年度1000億にも上ると言われる中で、黒字化という高いハードルをいつ越えられるか?今後のPS3の展開に目が離せません。
スーパーコンピュータ並の性能を持つPS3の成功はゲームだけではなく、様々なネットワークを介した分散コンピューティングへの可能性を如何に一般化された付加価値として提供できるか?という事に求められいると思う訳で、例えばFolding@home等のスーパーコンピュターを使った医学研究にもPS3は応用されるそうです。こうした特殊用途と、エンタテインメントの両面で、分散コンピューティングが各種利用ケースが増える事を期待しています。
PS3の発売と結婚式の関係。何にせよそれはオメデたいという事です。幸多かれし事を心から願っております。
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2006年11月10日
◆徹夜が続きまして・・・《金曜・ネットとか.42号》/309日目
今日は夜にあるプロジェクトのキックオフがございまして、大変美味しいご飯をご馳走になりました。とても気合が更に入った次第です。ますます頑張っていきたいと思います。本当にありがとうございました。
さて昨晩は仕事が終わらず思わず徹夜してしまいましたが、今日は明日が結婚式の披露宴という事で夜12時ぐらいにいそいそ練習会場に行きまして・・・朝6時前ぐらいまでずっと諸々やっておりました。
今週はかなり睡眠時間少なかったのですが、2日連続で朝まで起きてると、だんだん何となくこのペースでもやっていけるんじゃないだろうか?と勘違いしてきます。でも密かに体がミシミシ言ってる気もしますが・・・。
金曜日はネットの紹介でしたが、頭が朦朧としてますので今日はスキップ・・・。
今回の出し物はビデオ制作でして、新郎が「ユキオ」と言う名前なので、「今会いにユキオ」というドキュメンタリーを制作。明日の公開が楽しみです。
(企画会議風景)

(撮影・・・新婦本人を借り出して撮影です。当日新郎が驚く姿が楽しみです。)


(ビデオを編集。岩槻監督が死に物狂いで編集しています。)

(服部死んでます)


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さて昨晩は仕事が終わらず思わず徹夜してしまいましたが、今日は明日が結婚式の披露宴という事で夜12時ぐらいにいそいそ練習会場に行きまして・・・朝6時前ぐらいまでずっと諸々やっておりました。
今週はかなり睡眠時間少なかったのですが、2日連続で朝まで起きてると、だんだん何となくこのペースでもやっていけるんじゃないだろうか?と勘違いしてきます。でも密かに体がミシミシ言ってる気もしますが・・・。
金曜日はネットの紹介でしたが、頭が朦朧としてますので今日はスキップ・・・。
今回の出し物はビデオ制作でして、新郎が「ユキオ」と言う名前なので、「今会いにユキオ」というドキュメンタリーを制作。明日の公開が楽しみです。
(企画会議風景)

(撮影・・・新婦本人を借り出して撮影です。当日新郎が驚く姿が楽しみです。)


(ビデオを編集。岩槻監督が死に物狂いで編集しています。)

(服部死んでます)


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2006年11月09日
◆陣中見舞い《木曜・ベンチャーノウハウ.42号》/308日目
木曜日はベンチャー関連ノウハウについてです。
今日はレオスキャピタルから相良さん、日比谷さんが陣中見舞いに来てくださいまして、一緒にTYハーバーでランチを食べました。
最近昼間出っ放しという事が多く続いて、お昼ご飯がだいたいチョコボールかM&Mチョコだったので、久しぶりに美味しいご飯を食べて良かったです。
(↓TYハーバーにて)

そして、
これから起業する方、もう起業されている方に是非見てみてもらいものは、まさにこのレオス藤野さんのメッセージです。
社長TVというサイトでして多くの社長さんの人生観や仕事への取組み姿勢が紹介されています。その中で藤野さんが語られています。
僕が好きなのは「対極から学ぶ」という所でして、
「何かを得るには何かを失わなければいけないし、何かを失ったとしてもそこから学んでいる事が多い。」
「常に何を失ったか、何を得たかを考える事が大切だ」
「理想と現実の両方をしっかり踏まえて行動する事が大切で、どちらかでも駄目。むしろ理想と現実の間で迷い・考えて行ったり来たりしながら生きている人こそ強い人だ。」
という話です。
その他本当に会社を経営する上でのエッセンスがたくさん含まれたビデオでして、僕も良く見ているのでもしご興味ある方は是非見てみてください。
(↓広報室長として相良さんのビデオもありました。)


今日はレオスキャピタルから相良さん、日比谷さんが陣中見舞いに来てくださいまして、一緒にTYハーバーでランチを食べました。
最近昼間出っ放しという事が多く続いて、お昼ご飯がだいたいチョコボールかM&Mチョコだったので、久しぶりに美味しいご飯を食べて良かったです。
(↓TYハーバーにて)

そして、
これから起業する方、もう起業されている方に是非見てみてもらいものは、まさにこのレオス藤野さんのメッセージです。
社長TVというサイトでして多くの社長さんの人生観や仕事への取組み姿勢が紹介されています。その中で藤野さんが語られています。
僕が好きなのは「対極から学ぶ」という所でして、
「何かを得るには何かを失わなければいけないし、何かを失ったとしてもそこから学んでいる事が多い。」
「常に何を失ったか、何を得たかを考える事が大切だ」
「理想と現実の両方をしっかり踏まえて行動する事が大切で、どちらかでも駄目。むしろ理想と現実の間で迷い・考えて行ったり来たりしながら生きている人こそ強い人だ。」
という話です。
その他本当に会社を経営する上でのエッセンスがたくさん含まれたビデオでして、僕も良く見ているのでもしご興味ある方は是非見てみてください。
(↓広報室長として相良さんのビデオもありました。)


2006年11月08日
◆東洋経済コラム更新しました。《水曜・オフィスレター.42号》/307日目
東洋経済で私が書いていますコラム「ソニーチルドレン、上場への道」更新しました。
今回は良くあちこちでも書いていますが、会社創業までの経緯を改めて整理して記載しています。コラムを書いている最中に、投資が本当に最後正式に決定したキックオフ時の写真を久しぶりに見つけましてコラムに掲示しました。
スタートメンバーと、それからワークスの牧野さん、阿部さん、レオスの藤野さん、RCFの藤沢さんがみんなでにっこり笑っている写真でして、結構お気に入りの写真です。ちなみに写真を撮る時に「コネクティ」と言ってみんなで撮影しています。
コネクティのティの所でパチリとする訳でして、口が自然に笑顔になるいいフレーズです。結構昔、友達とかと撮る時もやってました。
記事はこちらから⇒東洋経済TKプラス
ソニーチルドレン、上場への道「第三回 ソニーからの卒業〜永遠のソニーチルドレン」
あと、10月末にOPENしました「Catalo-g」のADカードをパジェンタ様から送って頂きました。結構綺麗なデザインです。
VentureNowでもプレスリリースが出ていまして(、今後のご活躍に大変期待です。コミュニティ(Catalo-g(語ログ))も今月末にOPENしますのでご期待下さい。

10月中旬から死ぬ気で働いて今週になってちょっと楽になったと思ったら、ホっとしたのかいきなり体調激悪です。
月曜日の産経新聞の僕の写真の顔がかなり疲れていると、昨日ソニーの方々から言われました。一人シリコンのキックオフ時の写真のようにフレッシュで常にいないと駄目ですね。反省ー。
◇起業家ブログ始めました。
◇BlogRankingにも挑戦しようかなと…。
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今回は良くあちこちでも書いていますが、会社創業までの経緯を改めて整理して記載しています。コラムを書いている最中に、投資が本当に最後正式に決定したキックオフ時の写真を久しぶりに見つけましてコラムに掲示しました。
スタートメンバーと、それからワークスの牧野さん、阿部さん、レオスの藤野さん、RCFの藤沢さんがみんなでにっこり笑っている写真でして、結構お気に入りの写真です。ちなみに写真を撮る時に「コネクティ」と言ってみんなで撮影しています。
コネクティのティの所でパチリとする訳でして、口が自然に笑顔になるいいフレーズです。結構昔、友達とかと撮る時もやってました。
記事はこちらから⇒東洋経済TKプラス
ソニーチルドレン、上場への道「第三回 ソニーからの卒業〜永遠のソニーチルドレン」
あと、10月末にOPENしました「Catalo-g」のADカードをパジェンタ様から送って頂きました。結構綺麗なデザインです。
VentureNowでもプレスリリースが出ていまして(、今後のご活躍に大変期待です。コミュニティ(Catalo-g(語ログ))も今月末にOPENしますのでご期待下さい。

10月中旬から死ぬ気で働いて今週になってちょっと楽になったと思ったら、ホっとしたのかいきなり体調激悪です。
月曜日の産経新聞の僕の写真の顔がかなり疲れていると、昨日ソニーの方々から言われました。一人シリコンのキックオフ時の写真のようにフレッシュで常にいないと駄目ですね。反省ー。
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2006年11月07日
◆TheBest Innovation2006と世界天才会議(2つのTubeが受賞!)《火曜・ニュースの視点.42号》/306日目
おぉ。。起業家ブログのランキング、いつの間にやら…1位です!
パチパチ。すごいなぁ…と自分でもびっくりの今日この頃。ちゃんと維持出来たらすごいなと。
ちなみに試しにBlog Rankingにも登録してみて、順位を見てみました…結果、全然駄目でした(涙)。千里の道も一歩からという事で…。
今日は隣のビルで世界天才会議が開催されていました。私も参加してきました。
なんて、お昼休みの次いでで見に行っただけですが、Dr.中松氏がいらっしゃって丁度表彰式の最中でございました。
(↓受賞者を表彰するDr.中松氏)


(世界天才会議リンク)(World Genius Convention)
趣旨はいまいち不明ですが、20周年らしくDr.中松さんの努力で日本で今回開催されたそうです…。ちなみに中松さんはエジソンの1093件を抜き、3000件以上の発明をして、史上世界一の発明王として、アメリカ大統領賞と世界栄誉賞が贈られています。
・・・
なるほど・・・。
そんなオラの町にサーカスがやってきた。ぐらいの超ローカルな天王洲ニュースとは別に、同じくInnnvationに対する表彰という意味では、今日米TIME誌にてThe Best Innovation2006が発表されたそうでして、大賞にYou Tubeが選抜されました。
下記選考理由です。
The rules are different now, and one website changed them: YouTube
(以下省略)
only YouTube created a new way for millions of people to entertain, educate, shock, rock and grok one another on a scale we've never seen before. That's why it's Time's Invention of the Year for 2006.
確かにYou Tubeはあっという間にメディアの概念を草の根的に変えてしまった訳でして、改めてPower of Crowds、Wisdom of Crowdsの凄さを教えてくれる訳です。
ちなみに又世界天才会議@天王洲に戻りますが、僕が見たときの受賞内容は、「歯磨き粉のフタを閉めなくてもいい歯磨きTube」の発明に対する受賞中でした。
Dr.中松さんが、「いつも歯磨き粉のフタを閉めるのが面倒だと思っていたので、これは素晴らしい発明だ。」と拍手を送られていました。
2つのTubeが同日に受賞された。そんな歴史的瞬間を垣間見た1日でした…。
(ちなみに実話です…。あと、世界国際会議のスポンサーの1つはTIME誌です…。)
(受賞発明↓「ふたがないチューブ」

(受賞者のSun Kyun, Shinさん)(その他のShinさんの発明品…・写真拡大下さい…笑っちゃいけないけどかなり笑えます。


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パチパチ。すごいなぁ…と自分でもびっくりの今日この頃。ちゃんと維持出来たらすごいなと。
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今日は隣のビルで世界天才会議が開催されていました。私も参加してきました。
なんて、お昼休みの次いでで見に行っただけですが、Dr.中松氏がいらっしゃって丁度表彰式の最中でございました。
(↓受賞者を表彰するDr.中松氏)


(世界天才会議リンク)(World Genius Convention)
趣旨はいまいち不明ですが、20周年らしくDr.中松さんの努力で日本で今回開催されたそうです…。ちなみに中松さんはエジソンの1093件を抜き、3000件以上の発明をして、史上世界一の発明王として、アメリカ大統領賞と世界栄誉賞が贈られています。
・・・
なるほど・・・。
そんなオラの町にサーカスがやってきた。ぐらいの超ローカルな天王洲ニュースとは別に、同じくInnnvationに対する表彰という意味では、今日米TIME誌にてThe Best Innovation2006が発表されたそうでして、大賞にYou Tubeが選抜されました。
下記選考理由です。
The rules are different now, and one website changed them: YouTube
(以下省略)
only YouTube created a new way for millions of people to entertain, educate, shock, rock and grok one another on a scale we've never seen before. That's why it's Time's Invention of the Year for 2006.
確かにYou Tubeはあっという間にメディアの概念を草の根的に変えてしまった訳でして、改めてPower of Crowds、Wisdom of Crowdsの凄さを教えてくれる訳です。
ちなみに又世界天才会議@天王洲に戻りますが、僕が見たときの受賞内容は、「歯磨き粉のフタを閉めなくてもいい歯磨きTube」の発明に対する受賞中でした。
Dr.中松さんが、「いつも歯磨き粉のフタを閉めるのが面倒だと思っていたので、これは素晴らしい発明だ。」と拍手を送られていました。
2つのTubeが同日に受賞された。そんな歴史的瞬間を垣間見た1日でした…。
(ちなみに実話です…。あと、世界国際会議のスポンサーの1つはTIME誌です…。)
(受賞発明↓「ふたがないチューブ」

(受賞者のSun Kyun, Shinさん)(その他のShinさんの発明品…・写真拡大下さい…笑っちゃいけないけどかなり笑えます。


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