2008年11月

2008年11月30日

◆井深さん生誕100周年記念式典《プライベート.08-37号》/1065日目

しっかり自分の記憶や記録に留めておきたいと思う事があり記載します。

それは先週27日の、SOBA/SOMEN合同で主催致しました、ソニー設立者「井深さんの生誕100周年記念祝典」の件です。

一言で言えば本当に素晴らしい会でした。
(ご参加頂いた皆様大変ありがとうございました。)


ソニーを出てもうすぐ3年。
いつの間にかだんだん本当にソニーマンである事を忘れかけていた今の自分にとって、改めて自分の思いや志を見つめなおす機会となりました。

当日のゲストスピーカーでした盛田さん(正明さん/元ソニー副社長)、金田さん(同じく元ソニー副社長)、退席のスピーチをされた大賀さん(ソニー元社長)等が語る、井深さんの思い出話は、僕にとっては新鮮だけれど、何となくソニーのDeNAって恐ろしいなぁと思うのは、始めて聞いた話が始めてに聞こえる気がしない。

井深さんだったら、そう言うだろうなぁと・・・。言う事が十分理解出来るし、ふと見渡せば全員井深学校の卒業生。
なんだ、井深さんだらけじゃないか・・・と思えるソニーの諸先輩方々に囲まれている訳だから当然の感覚か。

全員が共通して語るのは「

井深さんの「夢」や、井深さんを通して皆さんが描いた「」の数々。


誰が聞いても、圧倒的だし、心に染み入る夢とその挑戦の物語。

自分はソニー出身者で良かったと改めて思える1日となりました。


さてと。

そんな風に井深さんの物語を洪水のように受けて、自分を再度見つめなおした時、
僕は今ちゃんと「夢」を胸の中に抱いて毎日必死に生きて来たでしょうか?

沢山逃げてきた事が多い。恥じる事のとても多い人生だと思う。


自分は何がしたかったのだろうかな。自分の夢は何だったのかな・・。

迷う訳ではなく、日々の忙しさや出来事に追われて、そうした簡単な問いにすら1日の中で向き合う時間が無くなっていた気がする。

動く歩道に乗っていれば、とりあえず前には進めるけれど。

その道はみんなと同じ道で、行き先も決まっていて、横に進む事も逆に進む事も出来ない。

少し歩みが遅くても、少し道に迷ったりしたとしても、自分で考えて自分の足で自分の目で確かめながら動かないと、本当の自分が望む自分らしい場所には辿り着けない。

人は弱い生き物だから、辿り着いた場所を自分が求めていた場所だと後付けで無理矢理理解しようとしてしまう。

でもそうじゃない。

先に場所ありきであるべきだ。逆に言えばその為に辿る道が例え遠回りでも、起伏が激しくても問題では無い。


何一つ遅くない。ただ始めるだけ。
でもその一歩が本当に凡人の自分には難しい事が多い。
悔しいけれど、いつもそう思う。
でも変わらないといけない。


あらゆるいばらの道を切り開き、
誰も手がけない新しい創造と取り組め (井深大)



平坦な道よりいばらの道を選んで僕は進もう。


井深さん、100歳のお誕生日おめでとうございました。


森本さんと
(SOBA幹事の森本さんと。私は名ばかりの幹事で、森本さんが本会の準備をほとんどされました。ありがとうございました)










井深さんと
(井深さんとツーショット。)












看板久多良木さんと 
(←看板とSOMENな方 ) (←久多良木さんを囲んで)


盛田さんと
(←盛田正明さんを囲んで。傘をさしているのは平松さん)





会場
(←鹿鳴館のような、素晴らしい会場<日本工業倶楽部>の様子)




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2008年11月08日

◆「レッドクリフ」を見て《最近気になる事とか.08-35号》/1042日目

先週の話になりますが
話題の映画ジョン・ウー監督「レッドクリフ」見ました。

まず僕の好きな三国志の話である事。
それから100億円掛けたという超大作。映画館で見た方が迫力あるだろう。

と言う事で見に行ったのですが、
感想としては

・・・かなり微妙。

3点ほど微妙な点がありまして

1. 2部作なので、そもそも続きが来年の春まで待たないと完結しない。
  映画館のほぼ全員が「えぇぇ・・・ここで終わるの?」という溜息に。

  1週間待てば続きが分かるTVドラマじゃないんだから、映画として一部一部
  それなりの完結を持った作品にして欲しい

2. そもそも2部作にするほどの長さが必要なストーリーではないのでは?
  という疑問


  赤壁と言う魏の曹操と呉の孫権・蜀の劉備連合軍の戦いの一番の盛り上がり所
  をテーマにした映画なのですが、話がやたら長い…。

  すんごい間延び感ある映画です。

  もう少しその前後も含めた三国の戦いをテーマにすれば2部でももちろん 
  終わらない長さになる訳ですが、赤壁前後なら1部の方がスッキリしていて
  面白かったのは?と残念。

  妙にお笑いの要素や、恋愛の要素を含んだてんこ盛り状態で、
  何となくTVドラマ西遊記を見ているような、のんびりさ加減です。

3. 迫力に欠ける?
  水軍80万の進行シーンや各戦いのシーンが、異様に迫力が無い…。
  2部にその辺りの醍醐味は置いてあるのでしょうか?

  なんか、戦っている面々はエキストラン感満載です。水軍の行進もCG雰囲気
  満載だし、映像としても間延び感が拭えない。

  これがチャン・イーモウ(「英雄HERO」の監督。北京オリンピックの開会式・
  閉会式のプロデューサーとして世界中に一躍有名に)だったら、もっと
  細部や色彩に拘った、迫力ある映像美を見せてくれた筈・・・・と真面目に
  思う。

  昔「英雄」見て思ったのは、そう。色彩が豊かで、一つ一つの戦いに
  映像美としてテーマがきちんと織り込まれていて、飽きさせないんですよね。
  「あぁ映画って美しいなぁ。」とか「やっぱり迫力あるよなぁ」とか言う
  純粋な感動がある。

 でもどうにも赤壁は妙にドタバタした感がある。
 単純にエキストラの多い映画。と言う以上を感じさせないのである。


という辺りが微妙だなぁ…と思った点です。
ただ、これもたぶん1部に収まっていれば、相当満足行く映画だったと思うの
ですが、2回見ないといけない割には…という点で、ちょっと色々コメントが出て
きやすいのかもしれませんね。


逆に最近読んだ陳 舜臣「ものがたり史記」は長い年代を一まとめにした史記
において、更に重要なトピックを完結に結んで読ませてくれる良書。

スピーディーな展開は逆に物足りない人もいるかと思いますが、それは
個々詳細に書かれた本を読むとして、改めて中国における早期の歴史を復習する
上ではいい本です。

2008年度 3年目の正直「1年100冊プロジェクト」


ものがたり史記 (中公文庫 ち 3-44)







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2008年11月07日

◆歓迎会《ネットとか.08-34号》/1041日目

今日は先月・今月と入社された皆様の歓迎会を実施致しました。

1次会は近くの中華料理屋。

でもただの中華料理屋ではありません。店の店主がモノマネでカラオケを歌ってくれる中華料理屋です。
五反田随一の名店である事は間違いありません。

藤田さんも2曲歌いましたが、とっても上手でした。

その後二次会へ。二次会もカラオケ。

新人Oさんの芸達者ぶりに圧巻の夜となりました。

古い人も新しい人も全員が同じプロフェッショナルとして
切磋琢磨しながら成長しえ合えればと思います。頑張りましょう。


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