2006年02月25日

【土曜・最近気になる事とかVol6】/「松下とSONYの行方」/(56日目)

元ソニーだけに・・・ついついソニー記事ばっかり目が行く私。
採用人数を100人アップする記事を昨日読んで、昨年まで減少方向だっただけに嬉しくて目に涙。頑張れソニー。

と言う感じで超ソニー贔屓な私ですが、松下の社長交替の記事には俄然拍手
そう。5年続いた中村社長からプラズマを率いていた大坪専務に社長が交代。カリスマの交替ってとっても難しい事だと思うのですが、次の成長を睨んでの社長交替をスパっと決断出来る辺りは、さすが「世界の松下」なのだなぁと感動する訳でございます。

松下のトップ↓(オーディオビジュアルポータルより引用。ソニー辞めてまだそんなポータル読んでるんか!?…感じですが…。)
松下社長





こちらも松下のトップ↓。そう松下のHPのトップ画面
松下TOP








という事で前回も言いましたように、松下は昨年末CMを全部石油ヒーターの引き取り告知に変更。そして未だ、会社HPのトップページは上記のような緊急事態中。(是非皆さん一度見てみてください。始めてみると驚きますから。)
ただ、僕自身はこの対応の徹底振りにはモノ凄さを感じているし、もしこの責任を取って社長が交代するのだとしても、タイミングとして正しい時期に正しい事をやる会社だなとまた評価出来る訳です。
そして新社長も"日本のモノヅクリ"を加速させる事を言及していて、本当に頑張って欲しいと心から応援する次第です。

一方ソニーの人事関連でのニュースは顧問総退任のニュース。名誉顧問の出井会長や安藤社長ら70人以上もの顧問が退任するニュースが小さく掲載されていました。松下のニュースがドーンという感じだったので、若干さびしい感じでした。

でも、なかなかこれも難しい判断だったように思う訳です。現職の経営陣を選んだ前経営陣を丸ごと退任させる勇気は、これも評価出来る事ではないでしょうか?

個人的には出井さんや、安藤さんと言った僕がソニーにいた時代の正にソニーを代表した方々が退任される事に、とっても感慨深い思いでいましたし、一つの時代が完全に終わった事を感じぜずには終えない訳でして、色々考えてしまいます。

そして現経営陣も同様に退任後、顧問職には就かないと言い切った訳でして、中鉢社長万歳!と、これも心の中では本当に応援したくなる気持ちでいっぱいな訳です。

という感じで松下ほど華々しいトップ人事ネタでは無かったかもしれませんが、個人的には両方ともに、とっても勇気ある決断をした松下とソニーだと思っておりまして今後の2社にはきっと期待していい。という気持ちになった次第でした。

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この記事へのコメント

1. Posted by イワツキ   2006年02月27日 02:03
年末にストーブのCMばかりやっていたというのに、年末商戦は凄かった!ライバルながらやっぱりリスペクトしちゃう存在だね。
2. Posted by ハットリ   2006年02月27日 19:50
いや、ほんとうそうらしいね。
SMOJの方々もみんなそう言ってた。

ライバルが奮闘し、ソニーも燃える。

そんないい関係で、この先数十年、また切磋琢磨しながら戦っていったらきっと、たくさんいい商品が生まれてくるんだろうなって、とっても期待っす!

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