2006年03月21日

【火曜・ニュースの視点Vol10】/「おめでとう日本」/(80日目)

目から涙が自然とこぼれました。

本当に日本代表おめでとう!!世界一!おめでとう!

王監督が言いました
「この大会は、世界一を決める戦いではない。日本の野球の未来のために戦う大会なのだ。」

日本代表は本当に日本の野球の未来の為、日本の未来の為に勝利をし、本当に全ての人に勇気と元気をくれたように思います。

試合が終わり、日の丸がピッチャーマウンドにそっと置かれたのを見て涙が出ました。韓国に負けた後すっかり僕は諦めてしまいましたが、選手はその間も諦めていなかったのだと思います。

いやまじですごいって。世界一だよ!野球でだぉ!

日の丸2





小さい頃父母とキャッチボールしたり、公園で友達と野球したり、男の子であれば多くの人がそんな経験を持っていて、僕自身も小さい頃毎日のように公園で日が暮れるまでボールを追いかけてた訳で、一つの日本の文化として生活に根付いていた日本野球。それが世界の頂点に立つって何だかとっても誇らしい!

そして誇らしいという気持ちは正直とても大切だと気づきました。


今の日本はどれぐらい誇らしい国ですか?

800兆円の借金大国で、政治は偽メールやらタイゾウ君の結婚やらで芸能ニュースみたい。アジア隣国から罵声を浴び、抗議デモが発生し、何兆円ものODAをしてきたのにODAをしてきた国から国連の常任理事国入りを否決される。

僕達の両親の時代が骨身を削って築き上げてくれた製造産業は今もまだその財産で踏ん張りを効かしているけれど、ITやネット社会では完全に後塵を拝し、輸入品ばかりで産業が成り立っている。

僕達若い世代はとんでもない重税の中で、働けど豊かにならず、育ててくれた両親にとっても素敵な老後を用意出来る余力が無い。生まれてくる子供達が活き活きと暮らせる安全な社会を作り出す力も無い。      

もっと誇らしく、胸を張って世界に貢献できる国でありたい。
誰もがもっと誇らしく毎日を暮らせる、そんな人々でありたい。


自分達に出来る事は小さいけれど、それでももっと誇らしい方の道を進んで、
日本の未来の為に、僕達も出来る事をやっていきたい。

メカ設計のエンジニアも、食料品を輸入する商社マンも、オフィスを販売している営業マンも、子育てで大変な若奥さんも、歌を諦めて作曲家を目指す音楽家も、スポーツ選手も、大学生も、そして政治家も。自分が出来るちょっと小さな大きな一歩を今日から踏み出そう。

迷った時は誇らしい方の道を選んで。昨日の事ではなく明日の為に。少しでもいい未来を次の子供達に用意できるように。最善を最大限に尽くしたい。

頑張っていこう。きっと出来る。自分達で変えていこう。



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