2006年04月23日

◆東京タワーと僕《日曜・プライベート.15号》/113日目

やっとこさリリーさんの「東京タワー」読みました。

ずっと話題になっていたのを知っていたのですが、何となく読みそびれていたけれど、もういい加減読まねば!という気持ちに駆られて至急読破。

とても一般的な感想しか言えないですが、とてもいい本でした。
暖かい本ですね。

サブタイトルが"僕とオカンと時々オトン"と来る訳ですが、すっかり昔読んだ江國香織の同名の小説「東京タワー」と被って、スタイリッシュな恋愛小説かと思いきや、幼少時代やお母さんとの思い出を綴った自伝小説です。リリーさんのお母さんへの愛情がとても伝わってきて本当に読んで良かったと思える小説でした。

気になる本として同じくリリーさんの「ボロボロになった人へ」(何かにつまづいている人の方が魅力的だと思う)を今度読んでみたいと思います。

僕は「東京タワー」が好きで、それは京都から上京してきた時に新幹線から見た東京タワーがきれいで切なくて感動した事がまだ心に残っているからで、そして当時僕が東京に行く時に京都駅のプラットフォームで見送ってくれた家族の暖かさを思い出す事が出来るからです。そして東京で過ごした8年間の中で色々な素敵な思い出の全てに東京タワーが存在し、自分が確固として東京で生きてきた事を懐かしく感じさせてくれるからです。

東京タワーも、今度新しく墨田区に第二東京タワーとして出来るらしく、今の東京タワーは取り壊しされる可能性もあるそうです。
でも、僕にとってはいつまでも芝公園にある港区の東京タワーこそが東京タワーだし、無くなっても色褪せず僕の心に存在していくのだと思います。



東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

言わずとしれた大ベストセラー

参考図書


ボロボロになった人へ

まだ読んでないのですが、読みたい本の備忘録として




◆ちなみに東京タワーの掲示板は昔から評判でかなり笑えます。

そのキャラクターは"のっぽん" ノッポン

と言いいろんな人の質問に答えてくれる兄弟なのですが、毒吐きまくりです。例えば


→まだ、ママのおっぱいのんでるの?
ノッポン兄:もっとイイもの

→東京タワーのライトアップの時間って、誰がきめているの?又全ライトが光るメインスイッチを押すのはどんな方の役割なのでしょうか。
ノッポン兄:(しがない)おっさんが手でスイッチ入れてる


→もうすぐ修学旅行なんですが・・・。東京のことあまり知らないんです(泣)
ノッポン弟:ボクも東京タワーのこと以外は、あまり知らないんですぅ(泣)
ノッポン兄:ボクは自分のこと以外、あまり興味が無いんです(照)


→ノッポン兄弟は、彼女とか…いないんですか?ww
ノッポン兄:ふっ・・イブも仕事っすよ・・

など。かなり癒され?ます。

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by お   2006年05月01日 11:28
あなただれ

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔