2006年04月24日
◆僕の同期が出版しました《月曜・今週の目標.16号》/114日目
僕のソニー時代の同期であります、宮崎琢磨氏がソニー本を出版しました。
タイトルは「技術空洞」
なかなか激しいタイトルです。中身もかなりソニーの開発現場や商品企画の"現場"に踏み込んだ内容で、実名もバンバン出てきて(イニシャルトークもありますが、分かる人はすぐ分かってしまう!)スリリングに読めます。
そして、一言「面白かった」というのが僕の感想です。
「ソニーブランドの崩壊」と呼ばれる事象が何故起きたのか?という事を物語的に読み解いていくという意味でも興味深く読めます。
また組織論やマネジメント論のケーススタディとしてもいい参考本になると思います。
個人的には「あー同期がこうやって働いてるんだ。」っていうのが分かって(何せ大きな会社で、会って話す時はだいたい飲み会の席だから、他の同期が何をしているのかよく知らなかった)、それも面白かった。自分の知っている人が本を書いたり、物語に出て来たりするのは何とも不思議なものです。
宮崎氏は同じくソニーを退社して共にベンチャーで働き出して、かつ同じ千代田区にオフィスがある事から一緒にお昼食べたりしていますが、ソニー時代と変わらず相変わらずパワフルで明るくて、とても刺激を受ける仲間です。
この本の出版により多少色々外から言われたりする事もあるかもしれませんし、多々記載された問題提起的な内容故、誤解を産む可能性も多々あるかもしれません。しかし僕自身の目から見れば、この本は今なおDigital Dream Kidsとしてソニーへの止まない愛情から書かれた本であり、ソニーを強く強く応援する本であると認識しています。
ある種ターニングポイントとしてこの本が存在し、今後逆にソニーがどんどん輝きを取り戻していく事をきっと宮崎氏も僕も、全てのソニーOB、ソニー社員が望んでいるんだと思います。
僕自身も本は書けないですが、自分の生き方だったり正に仕事そのもので、ソニーらしさやソニーの素晴らしさを表現していければと思い、これからSony Spiritを大切に頑張っていきたいと思います。
今週は株主様への説明会と、取締役会があります。元ソニーマンの誇りをもって堂々と会に臨みたいと思います。
2006年度目標「100冊読みます」

技術空洞 Lost Technical Capabilities

僕のソニーの同期が書いた本です!
タイトルは「技術空洞」
なかなか激しいタイトルです。中身もかなりソニーの開発現場や商品企画の"現場"に踏み込んだ内容で、実名もバンバン出てきて(イニシャルトークもありますが、分かる人はすぐ分かってしまう!)スリリングに読めます。
そして、一言「面白かった」というのが僕の感想です。
「ソニーブランドの崩壊」と呼ばれる事象が何故起きたのか?という事を物語的に読み解いていくという意味でも興味深く読めます。
また組織論やマネジメント論のケーススタディとしてもいい参考本になると思います。
個人的には「あー同期がこうやって働いてるんだ。」っていうのが分かって(何せ大きな会社で、会って話す時はだいたい飲み会の席だから、他の同期が何をしているのかよく知らなかった)、それも面白かった。自分の知っている人が本を書いたり、物語に出て来たりするのは何とも不思議なものです。
宮崎氏は同じくソニーを退社して共にベンチャーで働き出して、かつ同じ千代田区にオフィスがある事から一緒にお昼食べたりしていますが、ソニー時代と変わらず相変わらずパワフルで明るくて、とても刺激を受ける仲間です。
この本の出版により多少色々外から言われたりする事もあるかもしれませんし、多々記載された問題提起的な内容故、誤解を産む可能性も多々あるかもしれません。しかし僕自身の目から見れば、この本は今なおDigital Dream Kidsとしてソニーへの止まない愛情から書かれた本であり、ソニーを強く強く応援する本であると認識しています。
ある種ターニングポイントとしてこの本が存在し、今後逆にソニーがどんどん輝きを取り戻していく事をきっと宮崎氏も僕も、全てのソニーOB、ソニー社員が望んでいるんだと思います。
僕自身も本は書けないですが、自分の生き方だったり正に仕事そのもので、ソニーらしさやソニーの素晴らしさを表現していければと思い、これからSony Spiritを大切に頑張っていきたいと思います。
今週は株主様への説明会と、取締役会があります。元ソニーマンの誇りをもって堂々と会に臨みたいと思います。
2006年度目標「100冊読みます」

技術空洞 Lost Technical Capabilities

僕のソニーの同期が書いた本です!
トラックバックURL
この記事へのトラックバック
1. SONY技術空洞への手紙 [ アニメプロデューサー/Anime Producer ] 2006年05月09日 00:51
アルファブロガーとして著名なR30さんが私のブログを読んで
「僕の思ったことと同じことをこれ以上ないくらいに簡潔にまとめたブログを
見つけてしまい、書評を書く気が完全に失せ