2006年05月30日

◆体調悪 《火曜・ニュースの視点.22号》/150日目

今日で祝150日です!。またすぐですが祝半年が来るのでその時にまた勝手にカウントダウン致します。
今後とも皆様宜しくお願い申し上げます。

会う方々に「熱があるそうで大丈夫ですか?」とまず第一声でお声掛けいただき、諸々ご心配おかけしたな…と反省しております。

でも体調良くなっていなくて、ちょっと疲れるとフラフラになります。今週はこんな感じが続くかもしれませんが、熱は下がったので無茶できそうです。(←それがいかんのだよ、それが。)

阪急のTOB価格が決まりましたね。村上ファンドの希望額よりも安い価格帯での価格設定です。ギリギリの交渉が決裂したものの、阪急側の「きっとこの価格で村上さんは妥協してくるだろう!」的な読みもあるのでしょうか。

問題は、TOBなので実は他社も含めてTOBに参加してくる可能性がある事です。

阪急−阪神の統合は久しぶりの巨大私鉄統合と言っても過言ではありません。実現すればほぼ関西の経済はガラっと変わるポテンシャルを秘めています。

それを良く思わない例えばJR西日本がTOBに参加したっておかしくありません。もしくは村上ファンドと同じく、他のファンド・例えば外資系が参加してきてもおかしくありません。

ある種、梅田地区の都市開発。と考えればデベロッパーの参画だっておかしくないわけです。これは阪急VS村上ファンドに留まらない戦いの可能性がある訳でして、かなり面白くなってきました。

鉄道の統合はある種ロマンのある話です。

あまり知られてない話ですが、関東の阪急とも言える東急電鉄ですが、昭和17年に一度、小田急、京王、京浜急行(当時の京浜電鉄)を吸収合併し、目蒲線から始まった電鉄で当時、東京横浜電鉄と名乗っていた私鉄会社は、はれて今の"東急電鉄"という名称に変わりました。

しかしその後、戦後の独禁法によって、この超巨大私鉄グループは解体させられることになり、また小田急、京王、京浜急行は独立企業となっていきます。

しかしその後東急電鉄は、スーパーや東急ハンズ、海外事業、イッツコム等の事業等に複合ビジネス化して行く事で、その規模拡大を図っていく分です。

昔、小田急や、京王が、東急だった!?って何だか面白くありませんか?

近い将来、30年後とかに「え!?阪急と阪神って昔一緒の会社だったの?」
なんて会話が出てくるように、一度統合しても、また分離をしたりして、歴史は繰り返していくものなのかもしれません。

しかし個人的には元々の話どおり、阪神(兵庫〜大阪)は京阪電鉄(大阪〜京都)とくっついて、兵庫〜京都を結ぶ、私鉄阪急、国鉄JRに次ぐ3つ目の3経済圏連結パイプになってほしかったなと。。思う次第です。

yasuyukihattori at 23:59│Comments(1)TrackBack(0)clip!

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この記事へのコメント

1. Posted by まき@タラマネ   2006年06月03日 21:38
へぇ〜、東急線の話にはビックリです。
目蒲線(今は目黒線だっけ?)って、
あまりにマイナーだからバカにされてたりするけど、
実は一番重要な路線だったりするのね。

ところで、関西って「○○電車」って言うよね(駅の看板とか)?
絶対東京みたいに「○○鉄道」とか「○○電鉄」って言わないの。
何でだろうね〜??

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