2006年06月27日

◆日本代表の行方 《火曜・ニュースの視点.26号》/176日目

今週はワールドカップ決勝がスタートし、とっても素晴らしい試合が続いていて改めて世界のサッカーの凄さを感じる毎日です。

一方帰国した日本代表への風当たりは厳しく、サッカー協会もオシム監督の擁立で話題を4年後に持って行きたい意向が強そうですが、なかなか日本人のメンタリティ的にはすぐ4年後。と考えられるファンは少ないのではないでしょうか?

例えばFWの高原の公式ブログは、ファンからの罵詈雑言コメントで火だるま状況です。

一方中田のブログには良いコメントしか載っていないですが、全部載せているのかどうか不明です。でもコメントに書いてある通り、確かにフィールドでプライド持って戦っていたのは中田と川口だけでしょう。実際に予選リーグで姿を消した国の代表選手から、ベストメンバーを選出するプライズがありまして、これに日本からは唯一中田ヒデだけが選出されています。(川口も補欠で入っています。)

中村俊介のHPの彼のメッセージの淡白で、、、なんだかなぁ…。という感じ。

ちなみにワールドカップ予選を通じて、ワースト5の国を選ぼうという企画を米ワシントンポスト社が掲載。これによると日本はワースト4位…・セルビア・モンテネグロがワースト1位で、以下トーゴ、コスタリカ、日本、米国の順番です。

悔しくて鼻水出る ですよ。

野洲高校を高校サッカー日本一に導いた山本佳司監督が、「日本のサッカーに足りないのはイマジネーション」と、2006年5月のBLUTUSで名言してまして、確かにそうかもな…と試合見ながら思い出していました。

確かに日本のサッカーはボールを中盤で回し過ぎで、ボール受けた後、蹴った後の動きが少なすぎる。結果ずっとダラダラ回していて、全員で点を取るイメージが共有出来ていない。柳沢の歴史的なシュートミスも、「加地がシュートすると思った。」と言っていてイメージが単一過ぎるのだと思われる。

終わった事は忘れて!

という事もあるけれど、、、もっと根本的に、監督とかでなくて、日本のサッカーのあり方を議論すべき時期なのかもしれません。

日本人って最近何にでも淡白で、無関心で、もっともっと色んな事を真剣に議論する国であってほしいとも思う今日この頃です。


yasuyukihattori at 23:28│Comments(0)TrackBack(0)clip!

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