2006年10月08日
◆「起業家の本質」《日曜・プライベート.37号》/280日
3連休を利用して母が京都の実家から東京に遊びに来ました。
と言う事で母を天王洲の新オフィスに御招待。
すっかり天王洲の環境を気に入ったようでした。
健康に気をつけて、いい報告が出来るよう今後も頑張っていきたいと思います。
母の訪問は、又一つ仕事への活力になったように思います。
(↓本人の希望で目にモザイクをかけております)

さて、日曜日はプライベートな事について記載しており、特に個人的なプロジェクトとして「本を1年で100冊読もう」と言う事で進めてきました。かなりペース悪いです。(ヤバイ・・・。)
2006年度目標「100冊読みます」
そろそろ未達成確実か!?という噂もありますが、コツコツと一歩一歩が重要です。
と言う事で、今週読みました本は「起業家の本質」
元アメリカのビジネス雑誌「Ink」の発行人による、起業家とは?と言う所を定義化した書籍です。
幾つか重要なキーフレーズがございまして例えば
1. 起業家は国を変える
米国において2000万社の統計データのうち、年15%以上の成長企業はわずか140万社である。
かつ、その140万社でGNPの企業間取引のうち44%を稼ぎ出している。
ここ4年間の統計データにおいて87%の雇用は実は5%の企業から生まれている。
かつ、そのうち3分の2は従業員20人以上のスモールカンパニーからである。
・・・ベンチャーが国の購買や雇用を支えているという事な訳です。よってもって
彼は国家はもっとベンチャーを支援する施策を国が採用すべきだと提案しています。
2.サイズではな成長率が重要
ベンチャーとは何か?という質問に関して、筆者が幾つかのベンチャー経営者にヒアリングしていった中に答えを見つけ出しています。つまり多くのベンチャー経営者はまるでIBMやソニーの大企業の社長のような思考回路をし、課題を抱え、挑戦している。一方自営業も同じくサイズは小さい訳だけど、その経営者は必ずしもそうではない。
結果、ベンチャーかどうかを分ける基準はサイズではなく、成長率を見る方が正しい。というのが持論です。
私も全く同感です。
You Tubeが2000億円で買収された訳ですが、わずか50名の社員で、設立後わずか20ヶ月の企業でシェアNo1に踊り出ていた訳ですから。
3.起業家は「生まれる」のか「なる」のか?
この問いに対して筆者は「なるのだ」と回答しています。起業を目指す皆様。そうアーティストと異なり、誰しもが起業家の卵な訳ですよ。スティーブジョブスやラリーペイジが特別変異ではない訳です。
面白いのは誰しもが起業家のDNAを持っていて、つまりそれは「狩猟民族」としてのDNAだと言う話です。
古代においては誰もが狩猟民族だったのですが、様々な社会の成長の中で「農耕民族化」していく中で、そっちの習慣に慣れ親しんだだけであって、誰しもが獲物を探して新天地を求めて駆ける民族の末裔な筈なのです。
そして狩猟民族と特に関係が深いのがADD(Atention Difcit Disorder)。日本語で注意散漫症でして、、ようは好奇心旺盛、注意散漫、短期的な記憶力に乏しいという病気です。筆者は起業家のほとんどがこのADDだという話をしています。
昔、私もADDなのでは?とよく悩みまして、、、よくソニー時代にもミーティングに飛び出たまま「はて私はどこに行くんだっけ・・・?と」富田さんに電話したり、資料を一生懸命作成してそれをコピー機に置き忘れて訪問したり、(その後持って行ってたPCを叩きまくって時間までに驚異的なリカバリーをするわけですが・・・)と言う笑い話が多々ありました。
今日から「私はADD!それは起業家の本質だ!」と何をしても、言い訳できる。そんなとっても素晴らしい手段を覚えてしまいました。はい。(宜しいでしょうか?富田さん)
4.起業の事は起業家に聞け
筆者は経営に当たり、他の起業家を社外取締役に迎えて起業家の経験から来るアドビアスに耳を傾ける事を提案しています。
コネクティも正にワークスアプリケーションズを創業し、驚異的なスピードで和製ERP分野を開拓した牧野さん、それから大手外資金融のスーパースターであったにも関わらず自分達の信念を元にした投資会社を作りたいと起業された、レオスキャピタルワークスの藤野さんのお二人の超企業家を取締役に頂いております。
自分の経験から言っても、この筆者のリコメンドは全く正しいと言い切れます。
と言う事で諸々起業家とは?という所から、起業・創業に当たっての数々のエッセンすが盛り込まれた本です。
多くの起業を目指す方、現在起業中の方の参考になる本だと思います。
最後に本書を締めくくっている「マイ・ウェイ」の一節を私も流用して今日のブログを締めくくります。
私は愛し、笑い、そして泣いた
私はうんざりするほど失敗を重ねてきた
だがもう涙は乾き
すべてが楽しい事だったと思えてきた
あらゆることを経験したと考えるんだ
こんなふうに言ってもいいだろうか
物怖じすることなく
私は私のやり方で歩んできたと
2006年度目標「100冊読みます」

起業家の本質

アメリカビジネス誌「Inc」の元発行人による、起業家を目指す人、現在起業している方々への指南書
●参考 「大企業からベンチャー転身者(転身希望者)向け書籍」
●服部の本ブログはこちら
●CNET版はこちら
と言う事で母を天王洲の新オフィスに御招待。
すっかり天王洲の環境を気に入ったようでした。
健康に気をつけて、いい報告が出来るよう今後も頑張っていきたいと思います。
母の訪問は、又一つ仕事への活力になったように思います。
(↓本人の希望で目にモザイクをかけております)

さて、日曜日はプライベートな事について記載しており、特に個人的なプロジェクトとして「本を1年で100冊読もう」と言う事で進めてきました。かなりペース悪いです。(ヤバイ・・・。)
2006年度目標「100冊読みます」
そろそろ未達成確実か!?という噂もありますが、コツコツと一歩一歩が重要です。
と言う事で、今週読みました本は「起業家の本質」
元アメリカのビジネス雑誌「Ink」の発行人による、起業家とは?と言う所を定義化した書籍です。
幾つか重要なキーフレーズがございまして例えば
1. 起業家は国を変える
米国において2000万社の統計データのうち、年15%以上の成長企業はわずか140万社である。
かつ、その140万社でGNPの企業間取引のうち44%を稼ぎ出している。
ここ4年間の統計データにおいて87%の雇用は実は5%の企業から生まれている。
かつ、そのうち3分の2は従業員20人以上のスモールカンパニーからである。
・・・ベンチャーが国の購買や雇用を支えているという事な訳です。よってもって
彼は国家はもっとベンチャーを支援する施策を国が採用すべきだと提案しています。
2.サイズではな成長率が重要
ベンチャーとは何か?という質問に関して、筆者が幾つかのベンチャー経営者にヒアリングしていった中に答えを見つけ出しています。つまり多くのベンチャー経営者はまるでIBMやソニーの大企業の社長のような思考回路をし、課題を抱え、挑戦している。一方自営業も同じくサイズは小さい訳だけど、その経営者は必ずしもそうではない。
結果、ベンチャーかどうかを分ける基準はサイズではなく、成長率を見る方が正しい。というのが持論です。
私も全く同感です。
You Tubeが2000億円で買収された訳ですが、わずか50名の社員で、設立後わずか20ヶ月の企業でシェアNo1に踊り出ていた訳ですから。
3.起業家は「生まれる」のか「なる」のか?
この問いに対して筆者は「なるのだ」と回答しています。起業を目指す皆様。そうアーティストと異なり、誰しもが起業家の卵な訳ですよ。スティーブジョブスやラリーペイジが特別変異ではない訳です。
面白いのは誰しもが起業家のDNAを持っていて、つまりそれは「狩猟民族」としてのDNAだと言う話です。
古代においては誰もが狩猟民族だったのですが、様々な社会の成長の中で「農耕民族化」していく中で、そっちの習慣に慣れ親しんだだけであって、誰しもが獲物を探して新天地を求めて駆ける民族の末裔な筈なのです。
そして狩猟民族と特に関係が深いのがADD(Atention Difcit Disorder)。日本語で注意散漫症でして、、ようは好奇心旺盛、注意散漫、短期的な記憶力に乏しいという病気です。筆者は起業家のほとんどがこのADDだという話をしています。
昔、私もADDなのでは?とよく悩みまして、、、よくソニー時代にもミーティングに飛び出たまま「はて私はどこに行くんだっけ・・・?と」富田さんに電話したり、資料を一生懸命作成してそれをコピー機に置き忘れて訪問したり、(その後持って行ってたPCを叩きまくって時間までに驚異的なリカバリーをするわけですが・・・)と言う笑い話が多々ありました。
今日から「私はADD!それは起業家の本質だ!」と何をしても、言い訳できる。そんなとっても素晴らしい手段を覚えてしまいました。はい。(宜しいでしょうか?富田さん)
4.起業の事は起業家に聞け
筆者は経営に当たり、他の起業家を社外取締役に迎えて起業家の経験から来るアドビアスに耳を傾ける事を提案しています。
コネクティも正にワークスアプリケーションズを創業し、驚異的なスピードで和製ERP分野を開拓した牧野さん、それから大手外資金融のスーパースターであったにも関わらず自分達の信念を元にした投資会社を作りたいと起業された、レオスキャピタルワークスの藤野さんのお二人の超企業家を取締役に頂いております。
自分の経験から言っても、この筆者のリコメンドは全く正しいと言い切れます。
と言う事で諸々起業家とは?という所から、起業・創業に当たっての数々のエッセンすが盛り込まれた本です。
多くの起業を目指す方、現在起業中の方の参考になる本だと思います。
最後に本書を締めくくっている「マイ・ウェイ」の一節を私も流用して今日のブログを締めくくります。
私は愛し、笑い、そして泣いた
私はうんざりするほど失敗を重ねてきた
だがもう涙は乾き
すべてが楽しい事だったと思えてきた
あらゆることを経験したと考えるんだ
こんなふうに言ってもいいだろうか
物怖じすることなく
私は私のやり方で歩んできたと
2006年度目標「100冊読みます」

起業家の本質

アメリカビジネス誌「Inc」の元発行人による、起業家を目指す人、現在起業している方々への指南書
●参考 「大企業からベンチャー転身者(転身希望者)向け書籍」
●服部の本ブログはこちら
●CNET版はこちら
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この記事へのコメント
1. Posted by トミタ 2006年10月11日 19:41
ADDは企業家の本質ですか。うむ。
なるほど納得。
するわけないっ!!
整理整頓できるようになってください。せめて。
なるほど納得。
するわけないっ!!
整理整頓できるようになってください。せめて。
2. Posted by 服部 2006年10月16日 21:42
こつこつと頑張ります!
3. Posted by mexican americans ballads vietnam war 2007年02月03日 01:59
4. Posted by 起業するには?起業支援の世界平和株式会社 2011年04月28日 00:57
ブログ拝見させていただきました。
起業家の本質、ADD等、いろいろな考えがあると、
とても面白かったです。
ありがとうございました。
起業家の本質、ADD等、いろいろな考えがあると、
とても面白かったです。
ありがとうございました。




