2006年11月16日

◆三角合併とは?《木曜・ベンチャーなど.43号》/315日目

木曜日はベンチャーをこれからする人、今起業中の方へのちょっとでも役立つ情報を。


という事で自分の経験や勉強した事などをまとめていますが(ほぼ自分の備忘録という噂もありますが…。)

最近知った言葉は「三角合併

三角月餅」と似てますが、そんなに甘いモノじゃない事が発覚。

先日新日鉄が3000億円の資金調達を新株発行権によって実現した事を、いまいちハニャ?と思っていまして、なんであんな大きな会社が今更3千億も何に使うんだろう…。とフト考える訳ですよ。しかも新株発行権(簡単に言えば、将来株に変える事ができる権利)ですから余計???な訳でして。

でもよく調べるとその株の引き受け先は全て銀行でして、フムフムなるほど。M&Aで買収されそうになると、速攻で銀行がその権利を行使して株に変えて、一挙にシェア15%を積むという計画な訳です。

ようは、買収対策な訳ですね。


新日鉄みたいな大きな会社を誰が買うんじゃーと思うわけですが、世界は広く海外にはたくさんそうした会社がある訳です。今回のケースは、対ミタル・スチールです。

ミタル・スチールという会社は世界最大の鉄鋼企業でして新日鉄の3倍ぐらいの規模があるそうです。

しかも面白いのは、、、、

この会社。ほぼベンチャーからスタートしてるんですよ。。。世界最大の鉄鋼企業ですよ!!1989年にインドのラクシュミ・ミタル氏が創業して、あれよこれよという間に買収を仕掛けていまや世界一に。。。
ついでに業界第二位のアクセロール社を買収して、世間をアっと言わせた訳です。


しかもタチが悪いのは何せそういうオーナーが自分でコツコツ作った会社なもんで、株はほとんど家族が所有。株が市場に流動していませんでして敵対的買収をこっちは受けない。一方でアクセルロールや新日鉄は普通に株が市場に出回っていて、不利ですよね。。。


ベンチャーで鉄鋼企業とか作れちゃうんですね。世の中何でもやろうと思えばできるといいますか・・・かなり感動です。まだ創業20年経ってないですからね…。マイクロソフトに及ぶ勢いです。


で、話が長くなりましたが、三角合併とは簡単に言えばこうした外資企業が日本の企業を買収しやすくなる制度。だと言えます。

日本国内だけOKでしたが、安部総理の方針で−2007年から外資系もOKになってしまいます。(安部さん、、、あなたはいったい何を仕出かそうとしてるのか・・・。)これに経団連は大反対。


三角合併とは、A社(たとえば外資系企業)がB社を買収する時に、A’というバーチャルでもいいのですが適当に子会社を作って、A’社がB社を買収する風にする訳です。

でもA'社からB社に株も現金も行かずに、親会社のA社の株を買収先のB社の株主に手渡す訳です。

(↓図でみるととっても三角です。)

           A
 (子会社化) ↓  ↑ (実質Aに吸収)
         A’→ B
         (Aの株式)


別にどっちからでもいいじゃない?−な〜んて思う訳ですがAの株は外国の株だったりする訳でBの元株主からしたら売りにくくてたまらない。よってもって外資は×よ。
という事だったのですが、阿部さんが海外からの直接投資比率を増やしたくて突然解禁に。。。
日本企業は戦々恐々とし始めている訳です。


よって新日鉄は銀行を巻き込んでシェアを確保すると同時に、神戸製鋼などの他の鉄鋼会社とも組んで防衛策に走っている訳です。きっと他の企業もドンドンこの方向性に走ることと思われて、今後のM&A関連のネタには目を離せません。。。


なぜか興奮気味に書き進んでしまいましたが、まぁ合併も結婚も愛称が大切です。無理やり一緒になってもいい事はないでしょう。天王洲のお近くのHPもコンパックを買収して、その後なんだかずっと停滞していましたし。特に外資系の場合は、文化とか性格の統合が難しいでしょうし…。


しかしもっと驚きな合併は、陣内智則かな。藤原紀香と結婚…。お笑い界による女優様のM&Aです。やっぱり神戸育ち同士で性格が合うのかなぁ・・・?

にしても、陣内すごい。

僕らが神戸に住んでいた時にはまっていた「お笑いカウントダウン」の時に(10年前)、既に陣内は天才でしたが。僕はジャリズムのファンでした(どこ行った?)


そんなことをふと思っていると先日某総研のだんな様をM&Aされまして、幸せ新婚オーラをまとった、元ソニー時代同僚のユリちゃんが会社にフラリと遊びにいらっしゃいました。クッキーとチョコをいただきました。という事で僕の今日の夕食はクッキーに決定。。

(クッキー頂きました。ありがとうございました。)
ゆり








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