2007年01月14日

◆本100冊プロジェクト《日曜・プライベート.07-02号》/379日

本100冊読むプロジェクトですが、

今週は結構頑張りました。昨年挫折しましたが今年はリベンジ。やり遂げます。


と言うことで小説を2つほど。それからビジネス書を2つ程読みました。

小説で行きますと、映画公開される「となり町戦争」(映画はこちら。主演・江口洋介です。)


これは集英社出版4賞と呼ばれる栄誉ある賞のうち、すばる新人賞で2004年受賞した作品で結構古いんですが、ちょっとづつ読み次がれてロングセラー化してきた作品です。

簡単に言うと、町おこしの一環としてとなり町との戦争がスタートし、特に日常的には変化の無い中で、微妙にお役所仕事的にどうやら戦争は行われている。そういうシチュエーションで、偵察隊としてとなり町に派遣された男が、ちょっとづつ戦争を実感していく。。。

そんなよく分からない話しです。

正直面白くないです。むしろ読み終えた後の怒りが沸騰。

戦争とは何か?」というテーマよりも、むしろ「お役所仕事の無駄」というテーマの方がかなり近いです。でもこんな風にお役所仕事って進んでるんでしょうか?設定そのもののもそうですが、お役所だってもう少ししっかり考えて仕事されているように思いました。そして一番腹が立ったのは、何だかあまりに戦争をパロディ化していて、若干無責任な本だなぁ・・・と思ってしまいます。

その点ではがっかりを通り越して、腹立たしい一冊です。

一方・・・・


2007年早くも、「これは推薦」と呼べる作品を発見。

それは乙一さんの「暗いところで待ち合わせ


これはプロットが素晴らしいです。

簡単に言えば、「事件を起こした青年がある女性の家に隠れて、奇妙な同居生活が始まる。」という話しです。

何が奇妙か?

それは、この女性が盲目という事です。

そして、この男性はこの女性にばれる事なく、女性の住むマンションに入り、後はずーーと部屋の隅っこに隠れている為、女性にずっとばれない訳です。なので奇妙な同居生活。


盲目の女性にとっては目が見えていた頃の"記憶"が世界の全て。よって男性は物理的には女性のそばにいながら、その女性の世界の中にはいないのと同定義なのです。

この上手い世界観にまずは興味を持ったの、後は諸々後半「あぁ・・・こういう展開になるんだ。」とサプライズがあり、よくまとまっている本です。

これも映画化されるみたいですね。(→映画のサイト 田中麗奈さん主演です)


後は、「TimeHack
時間を上手く使う為の本ですが、まぁ・・・ありきたりと言えばありきたりかなぁ。

途中から時間を微分とか積分で考え出していて、よく分からない所多々あり。

時間の使い方は上手くなりたいものですが、もう少し修行が必要なようです。


あといまさらながら、はてなの近藤さんの「へんな会社の作り方」を読みました。
今更ながら結構面白かったです。経営的な観点と言うより、むしろ近藤さんの人柄とか思想が面白いなぁと純粋に感動しながら読める本でした。


てな具合に今年はかなりペースアップしています。
目標達成向けて頑張るですよ。


2007年度 今度こそ100冊読みます


となり町戦争


暗いところで待ち合わせ


TIME HACKS!


「へんな会社」のつくり方





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