2007年11月20日

◆「時間リッチ」と「ミシュラン」に思う事《ニュースの視点.07-291号》/696

寒い日が続きます。

月刊Dual見たよ。

という人からちょこちょこメールや連絡をもらいました。
創刊号なのでやっぱり結構インパクトあるようです。

Dual2












今回の雑誌のテーマは"時間リッチ"というテーマらしく、
ワタミの渡邉美樹社長屋久島にちょくちょくリフレッシュに行くという壮大な話から始まり、僕の所は「オセロでリフレッシュ」というかなり庶民的な話まで・・・、各人の余暇の過ごし方や仕事に対する考え方等が記載されています。

"時間リッチ"という概念は、"時間を有効活用している"とか"同じ時間でも満足度高く過ごしていること"とかいう事のようでして、雑誌を見ている限り下記3つぐらいにポイントが絞られる感じがします。

  ONの向上/仕事の質と量を高める
 ◆OFFの向上/休日の良質な使い方
  ON−OFFの切り替え

個人的には僕はあんまりON、OFFの境目が無いですし、むしろその境目を作らない事を信条にしている所があります。

仕事をしていない時にほど、仕事のアイディアが溢れていて、ゆっくり課題を考える事がしやすい訳で、仕事が大変な時ほど、それを楽しむ事で効率を上げる事が出来ると考えているからです。

むしろほとんどの僕ら世代は、人生の多くの時間を労働の時間に割り当てているのだから、その時間が楽しい事が一番重要です。どうやればそれを楽しめるのかを考える事の方が、単発的に余暇をどう過ごせばまた次の1週間頑張れるか。よりも根本的・永続的な話のように思えるからです。

今年の目標は3倍働くと言う事を言っていましたが、工夫しなければ3倍働く事は出来ない訳で、正に仕事のやり方や段取りを良く良く考える。というのは本当に重要だなと最近思う機会が多いです。

本書で渡邉美樹さんが、仕事に優先順位を付けてやるのだが、

 重要で至急 
 重要ではなく至急 
 重要だが至急ではない 
 非重要で至急でもない。

の4つに分類して、
い呂匹鵑匹鷦里討襦△盻侏茲襪世韻笋蕕覆ぁ,鬚笋蠅弔帖⊆造麓要なのは実は重要なのは、の重要だが至急でないものを、いかにスケジュールに盛り込んで必ずやり遂げるかだ。と言われているのが印象的でした。
(ちょっと 銑い凌字付けは雑誌と異なっているかもしれませんが内容は同じです。)

同じく最近The Visionという本を読んで、下記のような話が出てきます。

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ある人が生徒の前ビンに石を数個入れ、ビンの上の方まで石が積み重なった後
生徒に「これでもう石は入りませんか?」と尋ねて生徒は「もう入りません」と返答する。

しかし先生は「まだ入る」と言って、次に小石をそのビンに落としていく。小石は先の石の間に入っていって満杯になった後、また先生が「これでおう瓶は一杯か?」と尋ねる。生徒は「一杯です。」と返答する。

しかし先生は「まだ入る」と言って、次に砂をそのビンに入れていき、最後はビンが砂で一杯になりました。

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という話です。

このテーマは一見、「人には限界だと思っても、まだキャパシティがある」と言う為の逸話のようですが、
違います。

このテーマは、「大きなものから入れないと、全部入らない。」というものです。
砂から入れると、始めの石はビンに入りません。

もう一杯一杯だ。時間が無い。

と思っている人は、「いやそれでもキャパシティがある筈だ」と努力するのではなく、やり方・段取りを変えないと一生全部入らない訳です。

そういう事を急に色々理解し始めた最近の日々でした。


2007年度 今度こそ100冊読みます


ザ・ビジョン 進むべき道は見えているか



最後に"時間リッチ"に関連する最近のニュースとして、

昨日ミシュラン東京の内容が発表。東京は三ツ星レストラン8個を筆頭に合計150店舗に191個の星を獲得。パリの91個、NYの54個を圧倒的に上回る星の獲得数に、世界中から「東京がパリを抜いて美食の街No1になった。」驚きと賞賛の声が上がった。

ちなみにそのリストを見ましたが、星が付いたレストランに全くと言っていい程行った事が無い私。いや、そんな事はどうでも良くて、むしろそういうクオリティの高い街で生活している事に大きなプライドを感じるし、星がついたレストランだけでなく、東京(東京と言うより日本と言った方が正しいかもしれないが)のレストランは総じて世界の中で群を抜いてサービスや心遣いに溢れていると思うのです。

だから星が付く付かないに限らず、多くの店で、ちょっとした食事でも時間リッチを感じられる店がとても多いように思うのです。
それは食事の美味しさだけではなく、店の雰囲気や働かれている方々の気持ちが伝わり食事の時間がリッチだと感じられる訳なので。


アニメやレストラン。アイディアや肌理細やかさが求められる分野で日本は世界にそのクオリティを発信していく国になろうとしています。

世界に通用するのは、こうした日本の伝統的な価値観や美的観で、妥協を許さない凛とした姿勢で、改めて「メイドインジャパン」で世界に勝負を掛けていく事が重要なのだ。と強く感じたニュースでした。


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