2008年01月17日
◆ベンチャー支援の切り札「エンジェル税制」《ベンチャーとか.08-003号》/762
明日提出される税制改正法案。
注目は消費税の増税にありましたが、結果的には昨今のビジネスの倦怠の中で増税により景気を悪くする事を懸念して提出に至らないようです。
代わりに注力されたのが中小企業の活性化。
今回の通常国会では中小・ベンチャー税制の拡充がどうやら提示されそうです。
その中で画期的な制度として、政府が一押しで推進するのが「エンジェル税制」
創業3年以内の企業に投資した場合、出資金額のうち年1千万円を税制上の寄付金として取り扱い、課税所得から控除するというもの。
所得の40%が上限となる。
つまり年収1千万円の人がいるとして、ベンチャーへの投資をすれば40%の4百万(実際にはそれから5千円を引いた額)が税金の控除対象となり、課税所得を6百5十万円に減らす事が出来る訳です。
おぉぉ。うちもまだ3年以内だでよ。
高所得の皆さん、プリーーーズエンジェル!
と思いこれは!と思っていたら、対象企業に制限があり営業キャッシュフローの赤字が続いている会社とありました。うーんいまいちだ。
社会全体で見ると、従来の中小企業の税制優遇もあり難いのですが
ベンチャーにとっては確かに創業間もない時期のキャッシュが最も重要な要員で、投資する側を優遇して、お金のフローを良くしよう。という今回の法改正は面白い取り組みだと思われます。
ただ当初10年という協議の中で、3年になったのは微妙過ぎる。
ベンチャー支援という所に留まって、中小企業支援という所はこの年数では解決していないのではないでしょうか…?
あと、個人的には昔から言っているように助成金の申請にスピードアップしてもらうだけで、中小企業には大きく意味があるので、そこを何とかして欲しい。と強く思ったり。
-----------------------
◇起業家ブログ(復活の兆し・・・。)
◇社長ブログランキング(こちらは兆し無し・・・。)
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◆CNET版はこちら「ビジネスリーダーズブログ」
◆東洋経済コラムはこちら「ソニーチルドレン、上場への道」
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創業3年以内の企業に投資した場合、出資金額のうち年1千万円を税制上の寄付金として取り扱い、課税所得から控除するというもの。
所得の40%が上限となる。
つまり年収1千万円の人がいるとして、ベンチャーへの投資をすれば40%の4百万(実際にはそれから5千円を引いた額)が税金の控除対象となり、課税所得を6百5十万円に減らす事が出来る訳です。
おぉぉ。うちもまだ3年以内だでよ。
高所得の皆さん、プリーーーズエンジェル!
と思いこれは!と思っていたら、対象企業に制限があり営業キャッシュフローの赤字が続いている会社とありました。うーんいまいちだ。
社会全体で見ると、従来の中小企業の税制優遇もあり難いのですが
ベンチャーにとっては確かに創業間もない時期のキャッシュが最も重要な要員で、投資する側を優遇して、お金のフローを良くしよう。という今回の法改正は面白い取り組みだと思われます。
ただ当初10年という協議の中で、3年になったのは微妙過ぎる。
ベンチャー支援という所に留まって、中小企業支援という所はこの年数では解決していないのではないでしょうか…?
あと、個人的には昔から言っているように助成金の申請にスピードアップしてもらうだけで、中小企業には大きく意味があるので、そこを何とかして欲しい。と強く思ったり。
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