2009年04月29日
感動の阿修羅展《プライベートとか.09-06号》/1171日
今日は会社に行く前に
阿修羅展寄って行きました。
(チケット頂きましたYさん、大変ありがとうございました。)
この上野博物館でやっています阿修羅展。
本当にすごいです。
お奨めです。
何がすごいか。
1.普段ガラスケースに入っている国宝、阿修羅像並びに八部衆・十大弟子像等が
間に何も無く接近して観る事が可能です。
2.後ろからも鑑賞可能です。絶対普段見れません。
3.展示が凝っていまして、例えば四天王の展示もあるのですが、
四天王の間を縫って歩いていって最後菩薩像まで辿り着けます。
(↓もう雑誌も本も阿修羅一色。もう全部買おう。はい。)



興福寺は平氏の南都焼討ちや数々の災害に見舞われましたが、そうした災難から奇跡的に残った八部衆・十大弟子像。1000年以上の期間を経てもその神々しさ、芸術品としての素晴らしさは全く色褪せる事がありません。
私が興福寺で阿修羅像を見たのはたぶん3回。
小学校の時の修学旅行。大学生になってから。後社会人になってすぐ。
たぶん直近では10年ぐらい前でしょうか。ずっとファンです。
その都度本当にその美しいプロポーションに時が止まった感覚を受けたものですが、今回はもう像の前で立ちすくむ事しか出来ない。
それぐらいガラスケースがあるのと無いのでは雲泥の差なのです。
私と阿修羅像の間に遮るモノが無い。この感覚。ここに宇宙を感じます。(はい。怪しいー)
(↓阿修羅様 (ポストカードより撮影))

いや、それはともかく
観てて涙が出そうになりました。
如何せん一人で行っていた為、この感動を誰にも伝えられず自分一人で盛り上がっていたら、グッズ売り場で某会合の大先輩にお会い致しまして、、。
「え!一人で来てるの?」と驚かれてみたり。。
そう。いいんです。
たとえ一人でも見に行く価値があるのです。恥ずかしくは無いのです。はい。
大の大人が一人チケット握り締め、天気のいいこの休みの日にフラフラと山手線に乗って上野駅へ。40分待ちの列に並んで展示場へ。ボーっと仏像の前で瞬き無く停止している。
えぇ。
それでもいいんです。ある種、"おっかけ"なんです。堂々たるものなのです。
はい。(涙)
もう近くでその指先の美しさや、顔の憂い、後ろから見たときと左後ろから見たときのまたその独特のシルエットがまぁ圧巻。
当然と言えば当然なのですが、「そうかぁ・・」と思ったのはお顔は3つあるのですが、耳は4つしかないのですよね。。かつ顔は決して360度に対して120度づつ均等にある訳ではなく、前と横に付いているというのが正しい。
この辺りの発見があり、心臓がばくばくです。
ところで話は戻って、八部衆がまたすごいんですよ。。。
八部衆は古来より八人でセットの神様を守る戦闘部隊な訳で、その最たる有名像が阿修羅様な訳ですが、その他の皆様も本当にユニーク。
迦楼羅様はお顔が鳥です。その他象の被り物をかぶっていたり、獅子の被り物を被っていたり、千年前のイマジネーションのすごさを実感せざる終えません。
話は変わりますが、ウルトラマンのモチーフは弥勒菩薩様です。
ちなみに獅子の被りものを被られているのは乾闥婆様でして、2年前ぐらいに渋谷とか原宿とかでトラとかウシの着ぐるみをファッションとして来て街を闊歩する女子高生が多々見受けられましたが、もうとっくに1300年前にその原型がここにあります。
もっと言うと乾闥婆様のこの獅子の被り物な感じは、そのモチーフはギリシャ神話のヘラクレスが獅子を倒す神話に基づいていまして(それで獅子座というものが生まれる訳ですが。)、ギリシャからシルクロードを通って、インド、中国、日本と辿り着いたのがこの乾闥婆像です。
これだけで超スペクタルです。
私が仏像が好きなのは純粋に芸術品としての美しさとして好きな訳ですが、その奥にある日本人独特の想像力。そしてユーモア。現代のアニメやキャラクタービジネスに通じる日本人が世界に誇るクリエイティビティの源流をそこに感じるからです。
その仏像を作っているときの仏師が技術とアイディアを駆使して「グフフ。ちょっと獅子の被りものかぶせてみよう。」とか、空想に空想を重ねて仏像を作っている。そのシーンを思い浮かべて、その心の豊かさに惚れ惚れしてしまう訳です。
しかも、当時は仏像は一般公開されていませんので、ほとんど人に見られない訳です。
それなのに細部にこだわって緻密に全く手を抜かず作り上げるその自己満足・プロフェッショナリズム。
これが日本人です。
話出すと止まりません。
とにかく観てください。
そしてそのイマジーネションが生み出す、人の心を動かすその素晴らしさ。
それについて一緒に語れれば幸いです。
(↓とりあえずストラップ買いました。本当は海洋堂の阿修羅像フィギィアが欲しい。完売です。涙。ちなみに完売してしまた阿修羅ファンクラブはこちら。)

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阿修羅展寄って行きました。
(チケット頂きましたYさん、大変ありがとうございました。)
この上野博物館でやっています阿修羅展。
本当にすごいです。
お奨めです。
何がすごいか。
1.普段ガラスケースに入っている国宝、阿修羅像並びに八部衆・十大弟子像等が
間に何も無く接近して観る事が可能です。
2.後ろからも鑑賞可能です。絶対普段見れません。
3.展示が凝っていまして、例えば四天王の展示もあるのですが、
四天王の間を縫って歩いていって最後菩薩像まで辿り着けます。
(↓もう雑誌も本も阿修羅一色。もう全部買おう。はい。)



興福寺は平氏の南都焼討ちや数々の災害に見舞われましたが、そうした災難から奇跡的に残った八部衆・十大弟子像。1000年以上の期間を経てもその神々しさ、芸術品としての素晴らしさは全く色褪せる事がありません。
私が興福寺で阿修羅像を見たのはたぶん3回。
小学校の時の修学旅行。大学生になってから。後社会人になってすぐ。
たぶん直近では10年ぐらい前でしょうか。ずっとファンです。
その都度本当にその美しいプロポーションに時が止まった感覚を受けたものですが、今回はもう像の前で立ちすくむ事しか出来ない。
それぐらいガラスケースがあるのと無いのでは雲泥の差なのです。
私と阿修羅像の間に遮るモノが無い。この感覚。ここに宇宙を感じます。(はい。怪しいー)
(↓阿修羅様 (ポストカードより撮影))

いや、それはともかく
観てて涙が出そうになりました。
如何せん一人で行っていた為、この感動を誰にも伝えられず自分一人で盛り上がっていたら、グッズ売り場で某会合の大先輩にお会い致しまして、、。
「え!一人で来てるの?」と驚かれてみたり。。
そう。いいんです。
たとえ一人でも見に行く価値があるのです。恥ずかしくは無いのです。はい。
大の大人が一人チケット握り締め、天気のいいこの休みの日にフラフラと山手線に乗って上野駅へ。40分待ちの列に並んで展示場へ。ボーっと仏像の前で瞬き無く停止している。
えぇ。
それでもいいんです。ある種、"おっかけ"なんです。堂々たるものなのです。
はい。(涙)
もう近くでその指先の美しさや、顔の憂い、後ろから見たときと左後ろから見たときのまたその独特のシルエットがまぁ圧巻。
当然と言えば当然なのですが、「そうかぁ・・」と思ったのはお顔は3つあるのですが、耳は4つしかないのですよね。。かつ顔は決して360度に対して120度づつ均等にある訳ではなく、前と横に付いているというのが正しい。
この辺りの発見があり、心臓がばくばくです。
ところで話は戻って、八部衆がまたすごいんですよ。。。
八部衆は古来より八人でセットの神様を守る戦闘部隊な訳で、その最たる有名像が阿修羅様な訳ですが、その他の皆様も本当にユニーク。
迦楼羅様はお顔が鳥です。その他象の被り物をかぶっていたり、獅子の被り物を被っていたり、千年前のイマジネーションのすごさを実感せざる終えません。
話は変わりますが、ウルトラマンのモチーフは弥勒菩薩様です。
ちなみに獅子の被りものを被られているのは乾闥婆様でして、2年前ぐらいに渋谷とか原宿とかでトラとかウシの着ぐるみをファッションとして来て街を闊歩する女子高生が多々見受けられましたが、もうとっくに1300年前にその原型がここにあります。
もっと言うと乾闥婆様のこの獅子の被り物な感じは、そのモチーフはギリシャ神話のヘラクレスが獅子を倒す神話に基づいていまして(それで獅子座というものが生まれる訳ですが。)、ギリシャからシルクロードを通って、インド、中国、日本と辿り着いたのがこの乾闥婆像です。
これだけで超スペクタルです。
私が仏像が好きなのは純粋に芸術品としての美しさとして好きな訳ですが、その奥にある日本人独特の想像力。そしてユーモア。現代のアニメやキャラクタービジネスに通じる日本人が世界に誇るクリエイティビティの源流をそこに感じるからです。
その仏像を作っているときの仏師が技術とアイディアを駆使して「グフフ。ちょっと獅子の被りものかぶせてみよう。」とか、空想に空想を重ねて仏像を作っている。そのシーンを思い浮かべて、その心の豊かさに惚れ惚れしてしまう訳です。
しかも、当時は仏像は一般公開されていませんので、ほとんど人に見られない訳です。
それなのに細部にこだわって緻密に全く手を抜かず作り上げるその自己満足・プロフェッショナリズム。
これが日本人です。
話出すと止まりません。
とにかく観てください。
そしてそのイマジーネションが生み出す、人の心を動かすその素晴らしさ。
それについて一緒に語れれば幸いです。
(↓とりあえずストラップ買いました。本当は海洋堂の阿修羅像フィギィアが欲しい。完売です。涙。ちなみに完売してしまた阿修羅ファンクラブはこちら。)

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この記事へのコメント
1. Posted by kinkin 2009年05月06日 17:39
行ってきました
よかったです!
よかったです!




